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情報多すぎてわけわからん!アトピー性皮膚炎の全体像をまとめとこう

「アトピー」って言葉をGoogleに打ち込めば、とてつもない数のWebページが見つかります。そうやってこのブログに辿り着いた方もいらっしゃるかもしれません。ありがとうございます(^_^)

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

大量の情報で溢れかえっていて、何が真実なのかさっぱりわかりません。ステロイドについても賛否両論。正反対の意見があって、どちらも説得力は十分(笑)

僕のブログも約一年書き続けて来て、情報が分散してきたので、ここらで一度アトピーというものを、桒野はこう捉えていますっていうのをまとめておこうと思います。基本的にはいつもセミナーでお話している内容です。

 

アトピーは治らない病気ではない

アトピーは病気でしょうか?

病院に行くと、「アトピーは治らないので、上手に付き合っていきましょう」と言われることが多いです。皮膚科学会やアレルギー学会で作られている、アトピーの治療ガイドラインにも、アトピー治療の目的は「症状のコントロール」というふうに表現されています。

でも、世の中を見渡せば、アトピーから抜け出せた人は、僕を含めてたくさんいるのです。

てことは、「治らない」はウソだということになります。

では、アトピーは「治る病気」なのでしょうか?

 

僕はそれも違うと思っています。

実はアトピーは「病気」ですらないんじゃないかと思うんです。病気ではなく、人間によくある一つの「状態」とか「傾向」みたいなものではないかなと。太ってるとか、猫背とか、そんなものと同じ感覚。

肥満は病気だとは思わないですよね?猫背も病気ではない。ダイエットしたり、意識を変えたり、歩き方に気をつけたり、筋力をつけたり。そういったことで改善できるものです。

むしろ「クセ」に近いかもしれません。

ついつい食べ過ぎちゃう。

ついついエスカレーターに乗っちゃう。

しかも歩かない側(笑)

ついつい下むいて歩いちゃう。

ついつい腰を沈めて座っちゃう。

 

これらは薬で改善できるものではないし、手術でどうにかするというのも不自然です。アトピーも同じで、ついついやっているクセや、ついついサボってしまうクセを変えていくと、改善に向かうんですよね。

アトピーは治るし、病気ですらない。

これが僕の捉え方の中心です。

 

アトピーの人のカラダの傾向

アトピーの人は5つの傾向を持っています。以前は3つと言ってましたが、この1年で2つ増えました(笑)まだまだ見落としている事がありそうですが、あんまり増えてもわかりにくくなりそうなので、これ以外のことは他の専門家にお任せします。

免疫のバランスが崩れている

人間のカラダを外的から守ってくれている「免疫」。免疫っていう仕組みにはすごくたくさんの細胞やタンパク質が関わっています。その中でも中心的な役割をしているのが、「抗体」というタンパク質。

抗体には5つの種類があります。その中でも「IgE」という種類の抗体タンパク質が、アレルギーに関係していることがわかっています。「IgE」の量が多い人のほうがアレルギーを起こしやすい傾向にあるので、血液検査で調べてみるのもよいと思います。アレルギーのない人の標準値は100以下(※RIST法という検査法の場合)。僕は一時期18,000を超えました。普通の人の180倍ですからね。そりゃ発症するわ。

この数字が高いからといって、アトピーが重症とは限りません。いろんな要因があるので、一つの目安として。

なんせ、IgEの異常な強さが、アトピーの引き金になるということは、間違いないと思います。

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2013.01.11

 

炎症が起こりやすい体質

アトピー性皮膚炎は病名に「炎」という文字が入るように、皮膚で「炎症」が起こっています。

普通、炎症というのはカラダが傷ついたとき、その修復のために起こるもので、傷が癒えれば治まるはずのものです。ところがアトピーの人は、一度起こった炎症がなかなか治まらないという特徴を持っています。

炎症のON/OFFはホルモンによって行われています。ONのホルモンは「植物油(オメガ6脂肪酸)」が原料、OFFのホルモンは「魚の油(オメガ3脂肪酸)」が原料です。

つまり、植物油を多く摂って、魚の油が摂れていない人は、「熱しやすく冷めにくい」体質になるということ。油の摂取バランスを変えることで、炎症体質がガラッと変わる人がいるのは、こういう理由です。

延々と続く炎症

2013.01.12

 

皮膚のバリアが弱い

アトピーの人は、遺伝的に「敏感肌・乾燥肌」の方が多いようです。

皮膚は本来、「皮脂膜」という油の膜で覆われていて、外からの刺激や、水分の蒸発を防いでくれています。

ところがアトピーの人は、この皮脂膜というバリアを作る力が弱く、水分はどんどん蒸発し、外からの刺激物・アレルゲンを簡単に皮膚の奥の方まで侵入させてしまうんです。それによって、アレルギー反応が起こり、アトピーへと進展していくことになります。

なので、アトピーの人にとっては、皮膚のバリアを再建させることが、とてもとても大切なんです。

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2013.11.21

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2013.01.12

 

腸が弱い

アトピーの人は、アレルゲンと言われるアレルギーの引き金となるものが体内に入ってきやすい状態になっています。

入り口は2箇所。一つは上に書いた「皮脂の弱い皮膚」です。そしてもうひとつは、「腸」です。

多くのアトピーの人に聴いてみましたが、かなりの方が腸の調子がよくないと感じているようです。腸が弱っている方は、未消化のものを体内に入れてしまうことがあります。それが血流に乗って、皮膚の近くまでやってきた時に、アレルギー反応が起こり、皮膚がかゆくなるという仕組みになっているんです。

なので、皮膚からの異物の侵入を防ぐ意味でも、腸内環境を整えるということはとても大切だと考えています。

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副腎が疲れている

「副腎」という名前を聴いたことがないという方もおられるかもしれません。腎臓の上に乗っかっている臓器です。

この臓器は、あの「ステロイドホルモン」を作っている臓器です。

よく誤解している人がいますが、「ステロイド」は人間が創りだしたものではなく、もともと僕らのカラダの中で作られているものなんです。それを真似して作ったのがあの薬です。

副腎は、ストレスを感じた時や、血糖値が急激に上がり下がりした時に活発になります。現代人は、ストレスを日常的に感じている人が多いし、甘いものが好きな人も多いので、知らず知らずのうちに、副腎をずいぶんと疲れさせてしまっています。そうすると、体内のステロイドホルモンの量をコントロールできなくなって、アレルギーが出やすくなるんです。おとなになって急に花粉症になる人がいるのも、この臓器の疲れ具合が関係しているのではないかと考えています。

心理的なストレスがカラダに影響するのって、不思議な感じがしますが、実はこの副腎を通じて、ココロとカラダはつながっているんですね。

副腎を疲れさせない生活や考え方を身に付けることで、ずいぶんと楽になるのではないでしょうか。

 

以上5つが、僕が考えるアトピーの人の特徴であり、ケアしていくべきポイントです。

 

アトピーと向き合うために

僕はこのブログでも常々、「アトピーと向き合う」というメッセージを発しているつもりです。アトピーであることに「被害者意識」を感じたり、アトピーに悪そうなものを探しまくるような「監視体制」を敷いたりしてしまいがちです。僕もそういうふうにアトピーを「敵視」することで、感情的に楽になっていた部分があるし、一時的には安心していました。

でも、この方法では、そこから前に進むためのエネルギーは湧いてこなかったんです。

結局、今アトピーであることに変わりはなく、今の自分はアトピーを経験した結果の自分でしかなく、好き嫌いにかかわらず、もうしばらくはアトピーと一緒に暮らす以外にないんです。そのことに向き合う以外に、前に進む方法がないんですよね。少なくとも僕にとってはそうでした。

向き合うためには冷静さが必要で、感情的にある程度フラットな状態が必要です。そのために、「知る」ということはすんごく大事だと思います。

アトピーを味わい尽くすと、人生が変わります。

アトピーから抜け出すこと以上に得るものがあると思います。それがアトピーというものの面白さ、奥深さ。

僕の活動を通じて、カラダの変化プラス、そんなことをお伝えできればいいなと思っています。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。