出版のお知らせ

2018年11月に初の書籍が出版されました!

体質を変える方法は「拡げる」か「収める」かしかない

 

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

一言で「体質改善」って言っても、その方法は数えきれんほどあります。

僕は大きな本屋に行くと健康関連の書棚をざっと眺めるようにしてるんですが、まあなんというか「すっげぇ混乱してる」業界ですよね。

正反対の主張をした本がたくさん並んでいます。

結局お肉は食うべきなんですかね?

そろそろはっきりしてください(笑)

まあ、食うべきじゃないと言われても

僕は食べると思いますが(笑)

 

とにかく、何が正解かわからないし、時代とともに定説も変わっていきます。

やっぱり最後は「自分で考える」しかないですよ。

 

僕は、カラダのことについていろいろ考えてきた中で、体質改善って二つの方向性があると捉えるようになりました。

「拡げる」と「収める」の二つです。

 

 

キャパを「拡げる」

 

僕たちにはそれぞれ、生まれ持った「許容量」っていうものがあると思うんです。

いわゆる「キャパ」ね。

 

例えば、一日にどれくらい食べられるか?

っていうのはとても分かりやすいキャパですね。

ギャル曽根さんは30分で184貫ものお寿司を胃に詰め込めるけど、僕は10貫くらい食ったら結構お腹いっぱい。

キャパがぜんぜん違う。

 

食べる量以外にも、一回の呼吸でどれだけ空気を吸えるか?

同時にいくつのことを考えられるか?

何km走れるか?

どれくらいストレスに耐えられるか?

どのくらい寒さに耐えられるか?

どのくらい暑さに耐えられるか?

 

みたいに、人によってキャパって違うものですよね。

 

で、このキャパを超えるとカラダに不調が出がちです。

食べ過ぎたら腹壊すし、

寒いとこにずっと立ってたら風邪引くし、

ストレスが続くと自律神経がやられる。

 

アトピーの場合も、「なんかわからんけどキャパ超えたっぽい」時に症状がわさーっと出てきます。

ストレスなのか、食事なのか、よくわからないけどね。

 

だから、健康を目指す人の多くが、

「キャパ」を広げよう

と考えるんだと思います。

すごく分かりやすい考え方。

 

薬の力を借りたり、

サプリメント飲んだり、

筋トレしたり、

脳トレしたり。

キャパを拡げることで、

ちょっとやそっとでは崩れないカラダを

作ろうとするわけです。

 

うん、なんか健康になりそう。

これはこれでありですね。

 

 

自分のキャパの範囲内に「収める」

 

今日僕が言いたいのはこっちです。

キャパを超えるとカラダに不調が出るんだとしたら、キャパを超えないように生活したらいいんじゃないか?って話です。

 

僕は消化器官が弱いです。

腸内環境を整えましょう!とかいつも言ってる割に、

うんこは3日に1回くらいだし、

オナラも臭いし、

寝不足になるとすぐに胃がキリキリします。

わりと食事の内容や、

噛む回数とか食べる順序とかには

気をつけている方だと思うけど、

それでもこんな有り様ですよ(笑)

僕のキャパは平均以下と思っていいでしょうね。

 

だから僕は、たくさん食べないし、ゆっくり食べるようにしています。

僕のキャパに見合った量と食べ方を心得ているという感じ。

「収める」意識です。

 

キャパの大きい人は構わないんですよ。

たくさん食べても全然平気って人は、食事がきっかけで体調を崩すことは僕より少ないでしょう。

 

人それぞれキャパが違うので、人それぞれやれることが違うんです。

あの人あんなに食べれるのに、自分はこんだけしか食べれない!

くそ~>_<

とか考えると、キャパを「拡げる」ことに躍起になるし、実際、多くの健康法が「拡げる」に着目してる気がします。

 

少し冷静になって、「収める」意識で生活してみると、以外なほど効果的だったりするかもしれませんよね。

 

 

不調はキャパを測る物差し

 

僕は、アトピーについて考えてきたこの数年間、ずっと自分のキャパを測ってきたような気がします。

 

あー、このくらいの負担でカラダに出るのね。

ほ~、このくらいストレス抱えると限界なのね。

カラダに症状が出たり、気分がふさいだりするたびに、自分の上限が分かっていきます。

 

もちろん、キャパを「拡げる」ための対策もいろいろやっています。

栄養状態を整えたり、スキンケアを丁寧にやったりということは、今も続けていますしね。

 

それに加えて、最近は「収める」意識がとても大切だということに気付いてきました。

どれだけ「拡げよう」と思っても、拡がるまでにも時間がかかるし、これ以上は拡がらないなという限界も見えてきます。

その限界値が予想以上に低くて、やっぱり自分は平均以下なんだ。。。と弱気になることもあります。

辛めのタイ料理食った翌日に顔からリンパ液出てきた時は軽く凹みました(笑)

 

でも、これ受け入れるしかないんですよね。これが僕のキャパなのね、と。

僕の顔がキムタクにならないのと同じように、

僕の胃腸はギャル曽根のようにはならん。

そういうことかと。

 

だから、「拡げる」意識以上に、「収める」意識。

自分のカラダとココロに見合った生活。

見合った食べ物。

見合った量。

見合った睡眠時間。

見合った仕事。

見合った運動量。

 

これは「妥協」という意味ではなく、「人と違う」ということだと思うんです。

「収める」がわかってくると、逆に自分の「強み」も見えてくるかもしれません。

 

「これ、自分には簡単なことなのに、みんなは苦労することなんだな」

 

「人と違う」ということに気づくと、強みも弱みもわかってくる。

弱くていいし、強さを出していい。

 

まずは「収める」意識を持ってみると、カラダもココロも、人生も変わり始めるかもしれませんね。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。