桒野靖士 Kuwano Yasushi
1980年生まれ、大分県出身。
大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。
しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。
現在はアトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。
著書に「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」。
このブログに書いていること
こんにちは。アトピー改善アドバイザーの桒野靖士です。
このブログでは、全身ボロボロのアトピーだった僕が学んできたことや体験してきたことをお伝えしています。
僕のアトピーにまつわる経験は大きく2つあります。
- 分子栄養学とスキンケアをベースにアトピーの症状をすっかり消すことができた
- アトピーが消えても劣等感は消えなかった
この経験は僕にいろんなことを教えてくれました。
分子栄養学とスキンケア
アトピーから抜け出す過程は、「治療」というより「ダイエット」でした。カラダについての知識を学び、それまで省みることのなかった生活習慣を見直し、食べるもの、食べ方、肌への接し方、歩き方などいろんな側面から変えていきました。そしてそうやって習慣が変わっていくに連れて、少しずつカラダが変わっていきました。
これは「◯◯日でアトピーが治る!」みたいな話ではありません。僕も3年かかりました。だから、そういう「今すぐ」を求めている方は別の情報を見に行ったほうがいいかもしれません。逆に、何年かかってでも自分のカラダとしっかり向き合えるようになりたいという人には、ヒントになると思います。
劣等感と自己肯定感
アトピーと向き合った数年間は、深く自分と向き合う作業の繰り返しだったように思います。それは僕の人生を大きく変えてくれました。これは多くのアトピーの人にとっても同じだと思っています。
劣等感にさいなまれて、イライラしたり、ビクビクしたり、メソメソしたり、急にハイテンションになったり(笑)そんな情緒不安定で無気力だった自分が、今ではずいぶんと安定感を身につけました。「ダメダメな自分でもOK」という自己肯定感を得たからだと思います。
その過程で、自分の感情をよく観察して味わうということを意識してきたおかげで、今ではアトピーの人のココロの動きは手に取るようにわかります。自分のことを認めて、好きになっていくためのココロの話も書いています。このブログを読んだ方が、少しでもココロを軽くして去っていくようなメッセージを表現したいと思っています。
アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる
これはマジです。ココロとカラダの全てでアトピーを味わい尽くした人は、人生が変わっています。
「味わい尽くす」のと「治す」のは意味が全く違います。味わい尽くしたら治るかというと、そんなことはありません。ただ、味わい尽くしたら人生が変わるんです。
今はアトピーを治したい一心かもしれませんが、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。
とまぁ、だいたいこんな感じで更新しています。
あと、僕の経験をベースに書いていることも多いので、多くの情報にエビデンス(参考にした論文や書籍、調査など)がありません。僕の書いていることを鵜呑みにせず、ぜひご自身で調べたり試したりして確認してみてください。このブログの内容によって生じたいかなる損害(症状の悪化など)も、僕は一切責任を負いませんので、よろしくお願いします。