出版のお知らせ

2018年11月に初の書籍が出版されました!

アトピーに悪い食品はなんだろう?

先日のブログで、食事を変えることでカラダが変わるのはなぜか?ということを考えてみましたが、じゃあ、カラダに悪い食べ物って何でしょうか?

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

セミナーやカウンセリングでもよく尋ねられるテーマです。アトピーを抱えている人は、やっぱり気になるんですよね。そうでない方でも、健康的な生活を送ろうと思っている方だったら、「食べないルール」を持ってらっしゃる方は多いと思います。

今日はその辺のことを、ココロの面から考えてみたいと思います。

 

良い悪いの判断基準

僕たちのカラダは、100%食べた物からできています。

だから、良いものを食べればカラダはしっかりしてくるし、悪いものを食べればガタがくる。これはとてもシンプルでわかりやすいことですよね。

でも、よく考えると、「良いもの」「悪いもの」の定義って、難しいって思いませんか?

本屋さんに行くと、健康に関する本がそれはもうてんこ盛りです。それらの本のタイトルをざっと見ただけでも、本当にいろんな意見があるんだってことがわかります。

それぞれの著者が好き勝手言ってて、それなりに説得力があります。そして、矛盾しまくりですよ(笑)

この本では「ヨーグルトで病気知らず!」って書いてあると思えば、あの本では「乳製品は食べるな!」と訴えている。

他にも。。。

サプリメントで安心&長生き!

VS

サプリメントの効果なんて怪しいもんだ!

 

肉食で病気になる!

VS

長生きしたけりゃ肉を食え!

 

医者には行くな!

VS

医療不要論者に殺されるな!

 

などなど。。。あれが良い、これが良い。あれは悪い、これも悪い。

さてさて、僕らは何を食べれば良いんでしょうか?何を信じれば良いんでしょうか?

良いとか、悪いとか、判断基準はあるんでしょうか?

 

僕はね、もうこんなことやめようよと言いたい(笑)

世の中にあるものって、大体良いとこと悪いとこが両面あると思います。完璧なものなんてどこにもないと思うんです。

つまり、ヨーグルトが善か悪かって、決められないってことです。

結局は「人による」。ヨーグルトを食べると腸が元気になって体調が良くなる人もいれば、ヨーグルトを食べると腸に負担がかかる人もいます。

まあ、ちゃんと研究してる方々からは、「そういうこっちゃないんだよ!」って突っ込みが入りそうですが、ここは僕のブログなので好きにさせてください(笑)

とにかく、「良い」か「悪い」か、「正しい」か「間違ってる」か、それは決められないし、そんなことはどうだっていいんじゃないか?と思っています。

 

悪いもの探し大流行

今、巷では、「悪いもの探し」が流行ってるんだと思います。

アトピーの人にとっては、化学調味料なんてもってのほか。

人工甘味料なんてもってのほか。

農薬!?もう信じられない!

あなたマーガリンなんてまだ食べてるの?

トランス脂肪酸はプラスチックなのよ!

え?マク○ナルド?なにそれ?よく聞こえな~い!

やっぱり無添加でしょ!

ム・テ・ン・カ!!

 

みたいなこと、ありません?

はい、以前の僕のことです(笑)

もちろん、間違ったことではないんです。カラダに入ってくると、いろんな不都合を起こすものってやっぱり存在すると思います。

でも、なんかカラダに悪いものをわざわざ探し出して、それを避ける生活、避けることを人にも強要する生活って、全然楽しくなかったです。

で、ふと我に返って周りを見渡すと、

テレビでも

雑誌でも、

2ちゃんでも、

ブログでも、

職場でも、

学校でも、

家庭でも、

自分の中でも、

「悪いもの探し」をちょいちょいやってる人たちが目につきました。

流行ってます。明らかに(笑)

 

悪いもの探しは「不安」の裏返し

僕たちはなんか知らんけど、不安なんじゃないかと思います。

僕も、特にアトピーから脱出することに集中してた時期は、いろんなことが不安でした。

これを食べたら、ステロイドを塗ったら、今までの努力が無駄になるんじゃないか。。。

また、かゆくなって、

リンパ液が出て、

夜眠れなくて、

見た目もぼろぼろになって、

陽の光を避けるような生き方に

逆戻りするんじゃないか。。。

 

そういうとき、僕はせっせと「悪いもの探し」をしました。悪いものをカラダに入れない。断固として入れない!その努力が僕を安心させていたような気がします。

でも、その努力をあざ笑うかのように、食品添加物まみれのハンバーガーをむさぼる人たちが現れる。そりゃ、イライラしますよね。

そして食品添加物がいかに悪いものか、トランス脂肪酸がいかに恐ろしいものかを語って、相手を震え上がらせることで、また少し安心するんです。

冷静になって考えれば、そうやって悪いものを探して、悪いものコレクションを充実させればさせるほど、不安は増していくんですよね。身の回りが悪いものだらけに見えてくるんだから。

不安のスパイラルです。なんか虚しくなりました。

 

悪いものを受け入れてみる

僕はなにもアトピーの人に食品添加物をばんばん食べろなどと言っているわけではありません。

ただ、怖がり過ぎじゃないか?と思うんです。

普通の生活で良いと思いますよ。一度の食事で、台無しになるほど、僕らのカラダはやわではありません。

食事がカラダを壊していくとすれば、それは「習慣」によるものだと思います。

毎日のようにファーストフード、ジャンクフード。昼ご飯はカップラーメン、晩ご飯はポテチ。そういう習慣がカラダをマイナスの方向へ変えていくんです。

だから、多くの方が、ベースの食生活は見直す必要があるでしょうね。

でも、だからといって、「悪いもの探し」をしてすべて排除するほど恐れる必要はないんです。

もちろん、マク○ナルド食ったら急にかゆくなったっていう経験がある方もいるでしょう。そういう方はそれを食べなきゃ良いと思います。別のものなら食べれるかもしれない。

「悪いもの探し」にハマっているなと思う方は、一度悪いものを食べてみてください。意外と大丈夫です。

※アレルギーを持っているものは食べないでくださいね!

怖がりすぎず、油断しすぎず。

その辺りのバランス感覚って、とても大切だと思います。

今日はちょっと極端な論調でしたね。ま、そういう日もあります。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

アトピーの全体像がわかるメール講座

無料メール講座「アトピーの6つの側面 アトピックキューブ」配信中!

全7回+1回のメールが毎日1通ずつ届きます。

  • 第1の側面:アレルギー体質 Part1
  • 第1の側面:アレルギー体質 Part2
  • 第2の側面:炎症体質
  • 第3の側面:乾燥肌・敏感肌
  • 第4の側面:腸内環境
  • 第5の側面:副腎疲労
  • 第6の側面:メンタル
  • 番外編:僕が29歳年収3万円のうつ状態から這い上がってきた話

全8回が終わった時点で購読解除されていなければ、無料で読めるメルマガバックナンバー集(過去に有料メルマガで配信したものから抜粋したもの)もお届けします。

読者登録フォーム
お名前(姓名)
メールアドレス
※携帯アドレスで登録される方は、登録前に「atopy-navigation.org」からのメールを受取れる設定(受信許可リストへの追加)をお願いします。 ※PCアドレスの方は登録確認のメールが迷惑メールフォルダに入ってしまうことがありますので、ご確認をお願いします。

 

読み続けるとアトピーから自由になるメルマガ

不定期でお届けする書き下ろしメルマガ。月額216円(税込)です。

カラダの仕組みとココロの仕組みの両面からアトピーについて考え続けることで、アトピーの捉え方はシンプルになっていきます。

お伝えしたいのは「答え」ではなく、考え方や思考のプロセス。

巷に溢れるアトピー情報に振り回されることなく、自分の軸で考え、行動したい方にオススメします。

こちらからご登録ください。登録解除はいつでもできます。

 

全国各地でセミナーを開催しています

セミナー情報はこちらに記載しています。

また上の無料メール講座にご登録いただくと、常に最新情報をお届けいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。