アトピーから考える人間関係論 【1】 -感情には力学がある-

 

アトピーについて相談を受ける中で結構多いのが、

「身近(ご家族や親友など)にアトピーの人がいるのでアドバイスをしたいけど、なかなかこちらの話を聴いてくれない」

というものです。

こういうご質問をなさる方は心からの善意で「この人に良くなってもらいたい!」という思いからアドバイスをしているのですが、当の本人はそれを受け入れようとはしないというのは、よく見られる光景です。僕自身もほんとにアトピーがひどかった頃は、周りからのアドバイスとか情報提供とかを鬱陶しく感じることがよくありました。ほんと、今思えば人の善意に対してなんて失礼なことをしてたのだろうと思いますが。。。汗

この状況って結構心理的に根深くて、ある意味人間という生き物が生まれ持った性質によって引き起こされているようです。

その性質とは「感情の力学」です。

僕らの感情は常に揺れ動いて一時だって同じ状態を保つことはできないというのは、皆さんも普段の生活を振り返れば実感としてわかると思います。この揺れ動き方には法則があります。その法則の代表的なものが、「励ますと相手は落ち込み、落ち込むと相手は励ましたくなる」というものです。

皆さんも経験がないでしょうか?やたらと暗くてマイナス思考の人を前にすると、いつもよりポジティブな自分が顔を出してきて、いつもは言わないような前向きな言葉でアドバイスをしていた。

逆に、やたらとポジティブでパワフルな人を前にすると、その時はなんとなくテンションにつられて、ご機嫌な気分になったりするけど、家に帰ってどっと疲れてしまった。

これは僕らの感情が相手の感情によってポジションを変えたということなんですね。逆にこちらの感情は相手のポジションに影響を与えています。あたかも磁石のS極とN極のように反発力をもっているような感じです。

さて、実はこの「感情の力学」という性質が最初の難しい問題のヒントになります。

こちらが「アドバイスをしよう、励まそう、よくなるように助けてあげよう」とすればするほど、相手は感情の力学によって「お前に俺の気持ちがわかるか!ほっといてくれ!」とさらに奥深く沈んでいくという、悲しい状況が生まれているのです。

そうするとアドバイスしている方は、「こちらは助けようとしているのに何でこの人(アトピーの本人)はこんなに拒否するのか?」って、訳が分からなくなるんですね。

<続く>

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。