出版のお知らせ

2018年11月に初の書籍が出版されました!

受精卵から皮膚ができるまで

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

先週末、「アトピーと性格・感情の関係を知って自分を少し好きになる」というタイトルでセミナーを開催しました。

アトピーは皮膚がぼろぼろになるとか、見た目がエグいとか、いろんな「影」の面があります。

ただ、「影」のあるところには、必ず「光」があるもの。

アトピーが出ているということ自体が、その人の才能を示している可能性があるんです。

アトピーが才能を示すってどういうことなのか?

才能を表現する「場」の創り方は?

アトピーの人は、どこか社会に取り残されている感覚を抱いている方が多くて、昨日も「しっくりくる居場所が見つからない人~」って聴いてみたら、8割くらいの方が手を挙げてました。

今これを読んでいるあなたも同じような感覚を持っているかもしれませんね。

今後もこのセミナーはやっていこうと思っています。

現在、ブログではセミナーの告知は行ってなくて、基本、メルマガでのお知らせになるので、興味のある方はメルマガに登録して、セミナー情報を受け取ってくださいね^_^

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さて、今日は受精卵の話。

皮膚の出発点

僕らはみんなお母さんのお腹の中で、受精卵として人生をスタートしました。

でも、たった一つの細胞から、どんなふうにこんな複雑なカラダが出来上がっていくのか、不思議ですよね。

どうやらね、受精卵はある程度細胞分裂を繰り返すと、3つの層に分かれていくらしいんです。

  • 外胚葉
  • 内胚葉
  • 中胚葉

の3つです。

で、この3層から、カラダ中のいろんなパーツが枝分かれしていきます。

「外胚葉」からできていくパーツ

神経系(脳、神経)

感覚器(目、鼻、耳)

皮膚の表皮

などなど。

「内胚葉」からできていくパーツ

消化器(胃や腸など)

呼吸器(肺や気管支)

などなど、内臓系ね。

「中胚葉」からできていくパーツ

筋肉

骨格

皮膚の真皮

循環器(心臓、血管、血液)

などなど、カラダを支える柱のようなイメージ?

こんな感じで、まず3層に分かれて、それから細かいパーツを組み立てていくのが、僕らのカラダの製造工程です。

興味深いのは、皮膚の3層構造である「表皮」「真皮」「皮下組織」のうち、「表皮」だけが外胚葉からできているってこと。

そして表皮は、脳や神経、眼など、情報のインプットと情報処理のためのパーツと同じ場所から生み出されているということです。

皮膚はただ単にカラダから水が漏れ出さないように覆っているだけのパーツではなさそうですね。

外からの情報をキャッチして、他のパーツに対していろんな指示を出すような、最前線基地としての役割を託されていそうな感じがします。

アトピーの人は肌が「強い」

んでね、3つの層「外胚葉」「中胚葉」「内胚葉」のうち、人によってどこが優先して発達するかってのが違うんですって。

先日の記事、「性格と肌。いったいどんな関係があるの?の中で、「アトピーの人の肌は実は強いんだ」ということを書きました。

どうやら、アトピーの人には外胚葉が優先して発達してきた人が多いというのです。

まあ、諸説ありますが、僕は一つの可能性として参考にしています。

外胚葉がせっせと育つということはそこにばかり栄養が行って、他のパーツに栄養が届きにくいということを意味します。

その結果、「外胚葉からできた皮膚は強くて、内胚葉からできた腸は弱い」というカラダが出来上がるというわけ。

話をシンプルにし過ぎるのもどうかと思いますが、アトピーの人の体質を上手に説明できるので、おもしろい視点だとは思います。

そして、腸が弱い分、本来腸の仕事である「排泄」を皮膚が代わりにやってあげてる。

まぁ、本職ではないので、下手くそです(笑)

皮膚を壊していらんもんをそこから出すという強引な方法でしか排泄できないわけですね。

どうですかね?

ちょっと強引な理屈かもしれないけど、この考え方にもアトピーにまつわるいろんなヒントが隠されている気がしています。

皮膚のアンテナとしての機能は多くが表皮にあります。

圧や振動を感じるメルケル細胞も、皮膚に付着した異物に反応する免疫最前線のランゲルハンス細胞も、紫外線に反応して肌を黒くするメラニン細胞も表皮にあるんです。

表皮が発達しているということは、そういう外からの刺激に敏感だということにもつながりそうですよね。

その辺りが、アトピーの人の性格に大きく影響しているかもしれないし、隠れた才能のサインになるかもしれません。

これから皮膚の持つ意味をもっと深く考えていこうと思っています。

また、気付いたことをどんどん発信していきますね^_^

ではでは~<<<<<<<< lt;<<<<<< <<<<<< ;<<<<< t;<<<< gt;<<< ><< p>< /p>

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。