こんにちは。
アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。
アトナビの開催が近づいてきました。
そろそろ話す内容をまとめていかないとな~と思いつつ、いつも直前まで動かない僕がいます(笑)
11月2日にどんなことを話している自分が居るのか、今から楽しみです☆
これは今現在の僕にはコントロール出来ないことなのです^_^
このタイミングで、アトピーのままでいようとしている自分とアトピーから抜け出したい自分とを見つめなおしてみたい方は、こちらのリンクからお申込みページヘ進んで、申込みボタンをクリックしてみてくださいね。
さて、今日は歩いててふとこんな言葉が思い浮かびました。
「甘え」
今日は「甘え」について考えてみましょう。
アトピーは甘えなんでしょうかね?^_^
今日のは、アトピーの本人だけでなく、その周りの人にも読んでいただきたい内容です。
人間関係の作用
アトピーの人なら一度は言われたことがあるんじゃないでしょうか?
「アトピーの人ってさ、ようするに甘えてるんだよ」
直接言われないまでも、ネットでそういう文章を読んだりしたことはあるかもしれません。
もうね、当事者からすると、なめんなよ!って話です。
どれだけ辛い想いをしてるか、
どれだけ我慢してるか、
どれだけ頑張りたいと思ってるか、
どれだけ普通に生きたいと思ってるか、
わかっとんのかぁぁぁ~!!
とまあ、荒れたくなる方もいらっしゃるでしょうが、僕は冷静にいきたいと思います(笑)
人間関係というのは必ずと言っていいほど、対極のポジションで行われます。
ポジティブな人が現れれば、自分は多少なりともネガティブになります。
ネガティブな人が現れれば、自分は不思議とポジティブな励ましの言葉をかけたりします。
相手の立ち位置によって、こちらの立ち位置を微妙に、時には大胆に変化させながら、感情のやり取りを行う。
これが色濃い人間関係を形作っています。
そして、その作用で複雑なあつれきが生じたり、深い絆が生まれたりしているんです。
実は、「甘え」も同じような構図で現れます。
どうしても「甘えてる」ように見えちゃう
アトピーになると、いろんなことができなくなります。
朝起きれない。
判断力が鈍る。
仕事や勉強に集中できない。
落ち着きがなくなる。
目立つのがイヤになる。
自信がなくなる。
人間関係は対極で起こりますから、こういう「縮こまった」人がいると、その周囲の人達にはこんな感情が湧いてきます。
「なんでもっとちゃんとできないんだよ」
「アトピーだからって寝坊していいわけないだろ」
「掻いてばっかじゃなくて、ちょっとは集中しろよ」
「むしろそのボリボリ音でこっちが集中できねーし」
「オドオドすんなよ、も~」
要約すると
「甘えてんじゃね~よ」
本人は甘えてるつもりはありません。
夜十分眠れてないのに学校や会社に来てるし、なんとか周りに付いていこうとしています。
むしろ、努力してるくらいです。
迷惑かけたくなくて、とてもとても気を使っています。
でも、周りから見るとそれがなんか「しゃくにさわる」(笑)
頭では、アトピーの痒みはとてもつらいだろう、夜眠れないのは苦しいだろう、と想像できたとしても、オドオドして自信なさげなアトピーの人を見ると、どうしても「しゃくにさわる」ようにできてるんですね。
これはうつ病なんかでも同じです。
病気だから仕方ないと思っていたとしても、自信なさげだったり、ぼーっとしてるとこ見ると、しゃくにさわるんです。
これはアトピーや鬱の人の人間性や性格の問題ではなく、「人間の感情の性質」から起こることなのです。
アトピーの人が「甘え」ているかどうかは、問題の本質ではないということです。
手放せ、「甘え禁止法」
なぜ、オドオドしている人を見ると、しゃくにさわるんでしょうか?
多くの人は、こんな法律を自分の中に持っています。
「甘え禁止法」
みんな、甘えることはよくないことだ。
と思っているんです。
多分、しつけや教育の中で出来上がっていくんだと思います。
「自分のことは自分でやりなさい。」
「人に迷惑をかけてはいけません。」
「恩は返しなさい。」
何ヶ条あるかわかりませんが、僕らはみんなこういうのをココロの中に持っていますよね。
そして、この甘え禁止法を破ることをとても怖がっています。
破ってしまえば、
嫌われる、
信用をなくす、
友達をなくすんだ。
破ってはいけない、破ってはいけない。
でも、守れないことってあるんですよね。
その一つがアトピーであったりうつ病であったり。
で、周りに破ってる人がいると、みんなすっごい反応するわけ。
「うわ、こいつ破ってるやん、甘え禁止法。ちょ、まじか。俺、破らへんようにめっちゃ気ぃつけてきてんのに、こんな簡単に破られてもうたらたまらんて。ありえへんわ~」
ってイライラしてるのね。
反応する人は、甘え禁止法をちゃんと守ってる人。
言い換えると、「甘え禁止法を破るのを怖がってる」人。
「甘え」てる人を見るとイライラする。
その背後には必ずと言っていいほど、「甘え」への恐怖があるんです。
さて、そんな恐怖を感じるほどの「甘え禁止法」。
ほんとうに要るんですかね?
助け合いとか絆とか、そういうのってある意味、 甘え、甘えられの世界じゃないでしょうか?
アトピーの人、うつ病の人、「甘え」てるように見える人たちは、もしかしたら、そういう世界を「こういうのもありじゃね?」って見せているのかもしれません。
「こいつ甘えとんな」と思ったら、自分の中の「甘え禁止法」を眺めてみてください。
それに対する恐怖心を眺めてみてください。
必要だと思えば持ってていいけど、要らないと思ったら捨ててもいいかもですよ。
その瞬間に、「甘えてる人」が視界から消えます。
試してみてください。
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