こんにちは。
アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。
一つ前の投稿の続きです。
メルマガで好評だったので、ブログへも転載☆
自分の罪を把握する
さて、前回のメルマガで、「アトピーは罰なんかじゃないよ、それただの罪悪感だからねー」って話をしました。
今日はその続きね。
前号を読んでない方はバックナンバーを読んで下され。
罪悪感があるってことは、何か「罪を犯した」と思ってるってことですよね。
みなさんはどんな罪を犯したんでしょうか?
人それぞれ、いろんな罪の意識があると思いますが、多くの場合、子供の頃に親との関係の中で罪の意識が育まれていくようです。
あ、僕はね、罪悪感自体を悪いものだとは思っていません。
一旦は罪悪感を自分の中で膨らませて、それを解消していく過程で、自分のことがわかるようになることがあるんです。
だから、罪悪感も良い経験^_^
だから「罪悪感を育む」という言葉を使っています。
幼い頃からアトピーを持ってた人なら、お母さんが自分の顔を見てるときの悲しそうな顔が記憶にインプットされているかもしれませんね。
「自分がアトピーだからお母さんは悲しいんだ」
こういうのが罪の意識です。
食事中に暴れてコップの水をこぼして、めちゃくちゃ怒られた。
僕もこんな理由でビンタを喰らったことが何度もありましたが、これも
「僕が暴れたからお母さん怒ったんだ」
みたいな罪の意識になるでしょう。
あ、うちの母親、めちゃくちゃ厳しかったんです笑
毎日のようにビンタでした。
子供の頃はみんな、
「お父さん、お母さんに笑ってほしい」
これが最大の望みみたいなもんでしょう?
それが叶わなくて、自分のせいでお母さんが嫌な思いをしてると感じたときに、罪悪感が生まれるのね。
多くの方の罪悪感はこの辺から発生している感じがします。
当然親にもいろいろいるわけで、いわゆる「毒親」みたいな、あまりに未熟だったり、あまりに凶暴だったり、そんな親に育てられた人だと、その罪悪感はとても深いものになるでしょう。
それでも、基本的な構造は同じだと思っています。
つまり、僕らが犯した最初の罪は、「親を困らせた」ことであり、「親の笑顔を奪ったこと」です。
笑っててほしい人が笑っていない。
悲しんでほしくない人が悲しんでいる。
怒ってほしくない人が怒っている。
こんな状況が子供にとっての罪悪感の種となり、次第に育まれていって、それが大人になってもいろんな苦い感情の引き金になっている。
なんか、切ない話ですよね。
親を笑顔にする方法
さぁ、ここで問題です。
「では、どうすればお母さんやお父さんは笑ってくれたでしょうか?」
もしよかったら、少し考えてから続きを読んでみてください。
めんどくさかったらサクッと下へスクロール!
実はこれ、ひっかけ問題です(笑)
僕の答えは
「そんな方法ない」
です(笑)
ないっすよ。
親を笑顔にする方法なんて「ない」。
世の中では
「いい成績取ること」とか
「正社員で就職すること」とか
「いい人と結婚すること」とか
「年一回は家族で旅行に行くこと」とか
親を喜ばせて笑顔にする方法がいろいろ叫ばれてますが、あんなんウソウソ(笑)
98点の答案用紙持って帰ったとして、機嫌のいいときは褒めてくれるけど、機嫌の悪いときは「なんであとちょっとなのにできないの!」って怒るし。
いい人と結婚したら安心するかと思いきや、結局あれやこれやと口出ししてくるし。
正社員なっても、お前には医者になってほしかったとか、公務員の方が良かったんちゃうかとか言ってくる。
正社員辞めたらめっちゃ怒ってたくせに、数年後には、「やっぱり人生好きなことして生きたほうが幸せだお前もそんなふうに生きればいい」とか言い出す始末。
もう知らんがな。。。
これうちの親ね(笑)
結局親って他人だから、僕らとつながってるようでつながってないんですよ。
勝手に笑い、
勝手に怒り、
勝手に心配し、
勝手に安心し、
勝手に不幸になり、
勝手に幸せになってるっていう、
僕らにはどーしよーもない生き物なんです。
それなのに、
ボクががんばれば、
ワタシがいい子でいれば、
お父さん、お母さんは喜んでくれる
っていう謎の勘違いがある。
もう、その勘違いやめたらいいのに。
僕らが何をしてても、
どんな生活をしてても、
親は勝手にいろんなことを感じる。
親が笑うかどうかは、
僕らが決めることではなくて、
親が勝手に決めること。
コントロール出来ないことをコントロールしようとするのは、とっても疲れます。
感情はテレビのチャンネルのようなものです。
親のテレビのリモコンは、親しか持ってない。
自分のテレビのリモコンは、自分しか持ってない。
自分のリモコンで相手のテレビのチャンネル変えようって、そりゃムリだ。
メーカーが違うから(笑)
だから本来は、人んちのテレビに何が映ってるかなんて気にせず、自分のテレビのチャンネルだけ気にしてればいいんです。
でも、子供の頃はそんなことわからんのよね。
親のテレビで一緒に見たいし、親のテレビに楽しい番組が映っててほしい。
だから必死で自分の持ってるリモコン押すの。
でも、チャンネルは変わらない。
「僕のリモコンがダメなんだ>_<」
「私このリモコンの使い方わかんない>_<」
違う違う、それ勘違い!
大人になった今ならわかるんじゃないでしょうか?
子供の頃に感じた、
「自分の力で親のチャンネルが変わらない苦悩」
を少し思い出して、味わい直してみてください。
そして、それが勘違いだったことを、子供の頃の自分に教えてあげてください。
ずいぶん気持ちが軽くなると思いますよ^_^
僕の場合、罪悪感の根っこを味わい直すことで、今感じている様々な感情の理由も見えてきました。
そこまで見えてくると、後はもう自動的に、すーんと行きます、すーんと。
ピンときた人はやってみてくださいね^_^
あ、セミナーぜひぜひ来てください。
大阪の参加者がまだ少なくてちょっと寂しいっす(´・ω・`)
来年へ向けて弾みをつけに来てください^_^
では、今日はこのへんで。
よい週末をお過ごし下さい^_^
アトピー改善アドバイザー
桒野靖士(くわのやすし)
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