出版のお知らせ

2018年11月に初の書籍が出版されました!

人目が気になるのは嘘がバレるのが怖いから

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桑野やすしです。

 

さて、今日はあれだ、「人目が気になる」ってやつだ。

 

結構長いこと悩みでした。人の目がどうしても気になる。

周りからは、人目なんて気にするなとか、変なプライドは捨てたほうがいいとか、いろいろ言われましたが、最終的にはそういう問題じゃなかったんだって気づきました。

 

「人目なんか気にするなよ」ってアドバイスするやつ

 

はい、「人目が気になって仕方ない」って方、手挙げてください。

おー、結構挙がりますねぇ笑

6〜7割くらいかな。

アトピーの人は人目を気にして生きてる方、多いと思います。

僕もね、すっごい気になった。

自分が人からどう評価されているかってことが気になって気になって仕方がない。

  • 尊敬されてる⇒◯
  • 褒められる⇒◯
  • 優秀だと思われる⇒◯
  • オモロイと言われる⇒◯
  • 仲間だと思われる⇒◯
  • 遊びに誘われる⇒◯
  • まともだと思われる⇒◯
  • 仲間はずれにされる⇒✕
  • オモンナイと思われる⇒✕
  • どんくさいと思われる⇒✕
  • 怒られる⇒✕
  • けなされる⇒✕
  • 笑いものにされる⇒✕
  • 怪しがられる⇒✕

こんな感じで、とにかく◯で行きたいわけね。

ちょっとでも✕がつきそうな行動は控えてました。

だからかなりのビビり。

営業の仕事してたときなんかは、得意先に電話するが怖くてすごい嫌だったんです。

電話って何かテンパってしまって、上手にしゃべれないんですよね。

だから「もっと自信持ってガツンと行けよ!」みたいな指摘は結構受けるわけ。

それはそれで評価下がってるから辛いんだけど、かと言って変に「自信持った風」でガツンと行くと嫌われるかもしれないし。。。って感じで、前にも後ろにも動けない状態にはまることもよくありました。

そういうとき、先輩とかから言われたのが、

君は人目を気にしすぎるんだよ。人はそんなに君のこと見てないから、もっと楽にいっていいんだよ

っていうアドバイス。

その時は「はい…」って聞いてたけど、頭の中では、

そんなん言うても、気になるんやから仕方ないやん…

がリフレイン笑

 

そう、「気にしてる」わけじゃないんですよ。

勝手に自動的に「気になる」んですよね。

 

今思えば、ほんと先輩たちは分かってない笑

「気にしない」なんていう選択の余地はないんです。

だから、「気にするな」っていうアドバイスは全く無意味!

みなんさんも「気にするな」論を聴かされて、凹んだことあるかもしれないけど、これからは無視していいからね。

「気にするな」論を気にするな笑

 

もし、「気にするなよ」って人に言ってる側だとしたら、それ言っても相手はなんも変わらへんので、もう言わんでいいです笑

 

んで、大事なことは「なぜ自動的に気になってしまうのか」ここにあるわけですよね。

 

 

演じてないか?

「人目が気になる」という人の多くには共通点があります。

それは、「演じてる」ってこと。

 

社会にはいろんなルールや常識と呼ばれる、理想像がたくさんあります。

僕らは子供の頃からそれを教わり、反発しながらもある程度受け入れて生きてきました。

特に親から言われたこと、しつけられたことは、深く僕らの行動を左右しています。

子供だった僕たちは、

親に嫌われたくないから、

がっかりする顔を見たくないから、

自分が学校で落ちこぼれてしまったら親がかわいそうだから、

理不尽だなぁとなんとなく勘付いてはいたけど、親の思う理想像になるべく沿った生き方を選択してきたところがあると思うんですよね。

今日のタイトルに惹かれてこれを読んでいる方は、特にピンとくるんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?

 

本当はもっとはしゃぎたいけど、「静かにしなさい」って言われるのわかってるから、初めから静かにしとこう。

本当は勉強より外で遊ぶことに興味あるけど、

勉強しないと怒られるし、

テストで良い点取ればご褒美もらえるし、

いい学校入れないといい会社入れないってお母さん言ってたし、

いい会社入れなかったお父さんは苦労してるし、

そんなお父さんと結婚したお母さんはかわいそうだから、

これ以上悲しませないように、

よし、勉強しとこう。

 

「ホントは…だけど…」っていうのがたくさんあった子供時代だったんじゃないかな。

 

いわゆる「いい子」を演じてた。

僕もそうだったんですよね。

最初は勉強が好きで自ら進んで本読んだり、算数の問題解いたりしてたのに、いつの頃か、いい成績取るために勉強するっていう感じになってました。

だって、良い点取ったら親は喜ぶけど、点数低かったら怒ったり悲しんだり心配したりするんやもん…。

 

だから、良い点取る、イベントや部活で活躍する、友達と上手に付き合う、そういう優等生的なポジションを維持するために行動してきたんです。

そしたら、社会に出た頃にはすでに、

自分が何をしたいのか、

どう生きたいのか、

どんな人と付き合いたいのか、

どんな服を着たいのか、

昼飯に何食いたいのか、

さっぱりわかんなくなってた。

だって、常に自分の希望よりも他人の評価を優先して生きてたから。

自分のことを見るのを忘れて、人の目ばっかり気にしてたんです。

本当の自分をどっかに隠して、いい子を演じてました。

 

でね、そうすると、まあ20年以上演じてきたわけで、それなりに演技もうまくなってるわけですが、自分自身は演じてることをなんとなくわかってるわけですよ。

他人の目はごまかせても、自分はごまかしきれない。

 

「いつかばれるんちゃうかな…

バレたらまずいよなぁ」

 

これが人目が気になる理由だと思います。

だから、「人目が気になって自由に行動できない」って悩んでる人の多くは、「どうすればもっと上手に演じられるんだろう?」って悩んでるんですよね。

だけど、実はそういう問題じゃなくて、「もう演じきれない!」っていう心の叫びだと僕は捉えています。

 

本当の自分を取り戻す

 

もう演じるのやめて、本来の自分をさらけ出す時期に来てるんだと思うんです。

社会的な理想からかけ離れた自分をまるで不良品のように扱ってきたわけですよ。

ここがもっとこうだったら可愛いのに…

ここがもっと上手にできればいいのに…

 

理想像と比べて、

ダメなとこ探して、

コンプレックスとして抱えて、

それを演じることで補強してきたわけね。

 

それはそれで、親のためにやってきたことで、そういう人生も美しいと思いますよ。

だから、すべての人が親の期待なんか捨てて、自分の好きな道を歩むべきだとは思いません。

 

でももし、これ以上演じるのが辛い、もう演じきれない、って状況になってるなら、勇気出して演じるのをやめてみるのも手だと思います。

演じきれないんだから、バラしてしまうしかないんです笑

 

んで、バレてしまえばもう演じるほうが恥ずかしくなるんで、演じなくなる。

そしたら、人目を気にしなくて良くなる。

楽ちん〜☆

っていうお話。

 

だから、

何を演じてきたのか?

なんで演じてきたのか?

を整理していく必要はあると思います。

急に演じるのをやめるってのは難しいもんね。

そりゃもう、裸で靴下だけ履いて三輪車乗って街に出るくらい勇気いるんじゃないですかね?笑

演じてきたのには理由と目的があるんです。

それに気付いて、もう演じ必要ないんだねってことが腑に落ちれば、そこまで怖いことじゃなくなると思いますよ。

 

うーん、こういうの伝えるのってやっぱ難しいな。

3回書き直したけど、やっぱり伝えきれてない笑

ま、誰か一人でもこれがヒントになればいいや。

 

人目が気になるってことは、「演じてる」ってこと。

それだけでもわかっとくと、ちょっと楽かな。

僕は演じる人生にはもう疲れた^_^

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。