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2018年11月に初の書籍が出版されました!

アトピーの人は体温を上げよう

 

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

急激な寒さにびっくりしますね。

カラダがぐんぐん冷えていきますが、できるだけ体温を高く保ちたいものです。

 

アトピーの人は体温が低い人が多いんですよね。

 

僕も半端なく冷え性でした。

カラダの表面は炎症で火照っていても、内部は冷えてる感じです。

一度寒い屋外へ出ると、室内に入っても、いつまで経っても温まらないんです。

 

人間の平熱は37度と言われています。

免疫系も、

腸内環境も、

副腎も。

アトピーに関係する場所は37度くらいの体温でベストパフォーマンスを発揮するように作られているわけです。

 

体温が1度下がると、ウイルスや細菌等への抵抗力は30%下がるそうですよ。

 

ちなみに、今僕の体温を測ってみたら「36.6度」でした。

まあまあかな^_^

 

平熱が36度以下の人は、カラダの機能がかなり低下している可能性があります。

体温を上げる工夫を生活の中に取り入れてくださいね。

 

 

体温を上げるために

 

(1)筋トレ

体温を作る場所は肝臓と筋肉です。肝臓の量は増えませんが、筋肉は努力で増やせます。

筋肉には「サルコリピン」というタンパク質があって、これが体温を上げる働きを持っているようです。ぽっちゃりの人の方が暑がりというイメージがありますが、脂肪は発熱しませんから、太っていて筋肉のない人よりも、細マッチョの方が体温は高いはず。

筋トレして、サルコリピンを増やしましょう^_-

 

(2)タンパク質摂取

筋肉を増やすためには材料が必要です。筋肉は「アクチン」と「ミオシン」という、二つのタンパク質の繊維でできています。どれだけ筋トレしても、これらのタンパク質の材料がなければ、筋肉は増えません。ただでさえアトピーの人は皮膚にタンパク質を持って行かれますから、筋肉をつけるためには、健康な人以上にタンパク質が必要だということになります。

通常の人は1日に体重の1000分の1が必要とされています。60kgの人は60gのタンパク質が必要です。その1.5倍くらいは摂りたいですね。

それだけの量を食事だけで摂るのは難しいので、サプリメントが必要です。筋トレやダイエット用のプロテインを活用してください。

タンパク質についてはこの記事で詳しく書いたことがあります。お時間あれば読んでみてください。

生命の万能素材 タンパク質

2013年7月7日

 

(3)ビタミン・ミネラル摂取

肝臓で体温が作られるのは、そこに数えきれない種類の酵素が作られていて、その酵素がすごい勢いで「代謝」、つまり「化学反応」を起こしているからです。

化学反応が起こっている場所では、もれなく熱が生まれます。スマホを充電していると発熱しますね。あれも化学反応の熱です。

酵素が化学反応を起こしてくれれば、体温は上がります。肝臓で暖められた血液が、全身を温めてくれるから。

ただ、酵素が化学反応が起こすためには、そこにビタミンやミネラルが必要なんです。酵素を助けるビタミンやミネラルのことを、「補酵素」と言います。

中でもビタミンB群は、いろんな酵素の補酵素として働きますから、たっぷり摂りましょう。玄米、豚肉、うなぎなどに含まれていますよ。野菜からはあまり摂れないので、ベジタリアンの方は要注意です。玄米をよく噛んで食べることでカバーするか、サプリメントを活用しましょう。

 

(4)お風呂はぬるめに長く

これはアトナビスタッフゆうこりんに教わったことですが、38~40度くらいの温めのお風呂に20分以上浸かることで、カラダがまんべんなくあたたまるそうです。

これはカラダの表面と内部の温度差がなくなることを意味します。温度差があると、血流やリンパの流れにムラができるんですよ。温かいところは血管やリンパ管が広がってスムーズに流れますが、冷えてるところは収縮するので滞りますよね。このムラをなくすことで、全身の流れをスムーズにするんです。

ぬるめのお風呂に長く入って、カラダを芯から温めてくださいね。

 

 

さあ、これであなたも冬を乗り越えられますね^_^

自分で温度を作れるカラダを作っていってくださいね。

アトピーにもきっと良い影響をもたらしてくれます。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。