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2018年11月に初の書籍が出版されました!

オメガ6を減らすことでオメガ3が活かされる仕組み

 

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

今日は油のお話を。

 

このブログでもメール講座やセミナーでも毎度お伝えしていますが、アトピーには油のバランスが深く関係しています。

オメガ3とオメガ6のバランスね。

 

簡単に復習すると、オメガ6はサラダ油などの植物油に含まれる成分で、「炎症を促進」する働きをしています。

一方、オメガ3は魚油系の油で、「炎症を抑制」する働きをします。

 

アトピー性皮膚炎の「炎」は炎症の炎。

オメガ6が体内に多ければ炎症が激しくなり、オメガ3が体内に多ければ炎症は起こりにくくなる。

なので、アトピーの人は、オメガ6を減らして、オメガ3を摂りましょうねって言われるわけです。

 

んで、僕もそうお伝えしてるんですが、どうもね、オメガ3をサプリとかで摂り始めて満足してる人が多いんですよ。

そうやって行動に移すのは素晴らしいですが、やるなら全部やってね。

オメガ6を減らさんかい!

って話です(笑)

 

3と6のバトル

 

オメガ3って一言で言っても何種類かあって、中でもこの3つが有名です。

  • αリノレン酸
  • DHA(ドコサヘキサエン酸)
  • EPA(エイコサペンタエン酸)

亜麻仁油とかエゴマ油などはαリノレン酸がほとんど。

魚油ではDHA、EPAの割合が多くを占めます。

 

実は炎症を抑えるには、特にEPAが必要なんです。

なので、さあ炎症を鎮めようという時には、

酵素を使って、

 αリノレン酸 ⇒ EPA

とか

 DHA ⇒ EPA

という変換作業が行われます。

 

こうやってEPAの量を増やして炎症に立ち向かってるんですね。

すごいすごい。

 

一方オメガ6にも種類があります。

リノール酸とアラキドン酸くらい覚えといたらいいと思います。

炎症促進作用を持っているのはアラキドン酸。

食べるときにはほとんどの場合リノール酸の状態で体内に入ってきます。

そんで、さあ炎症起こすぜーって時にはこれまた酵素を使って

リノール酸 ⇒ アラキドン酸

と変換させてます。

 

さ、ここからが今日のキモ。

実は、EPAを作るために使われる酵素と、アラキドン酸を作るための酵素って同じなんです。

「デサチュラーゼ」っていう酵素。

酵素は細胞の中で何千種類も作られてるんで、違うの使えばよかったのにね。

なぜか同じのを使ってるんですよ。

 

これが何を意味するかって言うと、

「オメガ3とオメガ6のどちらがより多くのデサチュラーゼを獲得できるか」

っていう競争をしているということです。

 

体内で作れるデサチュラーゼの量には限界があるので、どうしても分け合って使うことになる。

ですから、このバトルを少なくして、出来る限り多くのデサチュラーゼをオメガ3に渡してあげれば、ふんだんにEPAを作れるようになって炎症が収まっていくということになるわけです。

 

オメガ3を働かせる方法

 

てことで、せっかく摂ったオメガ3をムダにせず効果的に働かせる方法を3つ書いておきますね。

オメガ6を減らして、オメガ3を摂る

 

もうおわかりだと思いますが、オメガ6が体内にたくさん入ってきている状態でオメガ3を摂ったとしても、デサチュラーゼ不足でオメガ3の効果が発揮できません。

だから、「オメガ6を減らしやがれ!」なんです。

油のバランスを変えるには、単に「不足してたのを補う」ではなく、「置き換える」のがコツだということですね。

AddじゃなくてReplace!

 

αリノレン酸じゃなくてEPAを摂る

 

オメガ3の中で抗炎症効果が最も強いのはEPAです。

αリノレン酸やDHAからも作れますが、変換するのめんどいので、EPAをそのまま摂りましょう。

 

オメガ3を摂るために亜麻仁油とかエゴマ油を取り入れている方もいると思いますが、

これらの油に入っているのはαリノレン酸のみです。植物は自分でαリノレン酸を作ることができますが、それをDHAやEPAに変換する酵素を持っていません。

だから亜麻仁油やエゴマ油を摂っても、EPAは入ってこないんです。

人間はαリノレン酸からEPAを作れますが、その効率は10〜15%程度と言われています。

大さじ1杯の亜麻仁油を食べても、そのうちの10分の1しかEPAにならないなんて、炎症を抑えるという目的で考えると、かなり効率悪いと思いませんか?

なので、これらの油を摂ってるからといってオメガ3は間に合ってます!とは言えないんです。

 

EPAを摂るには魚油です魚油!

特に青魚に多いので、積極的に摂ってくださいね。

 

 

意外と鉄分が大事

αリノレン酸をEPAに変化する酵素「デサチュラーゼ」は鉄がないと働けません。

なので、鉄分が不足すると、体内でEPAを作りにくくなります。

鉄が足りないともともと15%あったαリノレン酸→EPAの変換効率が5%とかに下がってしまうイメージです。

せっかくのオメガ3がもったいないので鉄分摂りましょう。

 

いかがでした?

この記事書くために改めて脂肪酸のこと勉強しました。

脂肪酸は奥が深いね。

まだまだネタが出てきそうな気がするので、また思いついたら書いていきますね^_^

 

オメガ3を効果的に使って、炎症体質から抜け出しましょう。

 

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それでは〜。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。