体質って何だ?

7年程前に書いてたブログに面白いことを書いていました。今でもセミナーなどでお話している内容です。こんな昔に勉強した内容が今の仕事に活きているというのは嬉しいものですね。せっかくなので転載します!

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「俺、風邪ひきやすい体質なんだよね」とか、

「私、太りやすい体質だから」とか、

「うちの家系は糖尿家系なんだ」とか。

よく聞きますね。

皆さん「体質」っていうことで納得して、

あきらめてしまってます。

僕もそうでしたよ。

医者でさえ

「体質ですから、上手につきあっていきましょう」

なんて言うわけです。

「体質」。

これは思考停止ワードですから気を付けてください。

医者をせめているわけではなく、

彼ら彼女ら自身も思考停止に陥っているんです。

では、体質とはいったいなんなのか?

からだが持っている機能は

もう数えきれないほどあります。

筋肉を伸び縮みさせる、

痛いと感じる、

毛を生えさせる、

アルコールを分解する、

消化する、

外敵を駆除する、

傷を治す、etc.

で、これらの機能の働きは人によって

「ばらつき」があるわけですよ。

アルコールをたくさん分解できる人、できない人。

毛がよく生える人、生えない人。

傷がすぐ治る人、治らない人。

この「ばらつき」を「体質」と呼んでるわけです。

では、からだのいろんな機能を担っているのは誰なんでしょう?

それはざくっと言うと、酵素やホルモンです。

例えばアルコールを分解するのは酵素です。

中学の保健で習ったと思いますよ。

アルコール脱水素酵素やアルデヒド脱水素酵素なんかが

がんばってアルコールを水と二酸化炭素に分解していくんです。

食べ物を消化したり、

ブドウ糖からエネルギーを作ったりするのも酵素です。

傷が治るのは血を止めるホルモンとか

皮膚を作る酵素なんかが働くからです。

で、ここからが重要なんですが、

酵素やホルモンが作られたり働いたりするときには、

ビタミン・ミネラルが必要なんです。

しかも、この酵素が働くにはこのビタミン、

みたいに決まってるんです。

上の例で言えば、

アルコール脱水素酵素が働くには

ナイアシン(ビタミンBの仲間)

というビタミンが必要です。

そして、どの酵素に優先的にビタミン・ミネラルが

配分されるかというのが人によって違うんです。

ここ、重要です。

ナイアシンを必要とする酵素は

アルコール脱水素酵素以外にもあります。

ということはからだの中で

ナイアシンの争奪戦が起こりますね。

この時、酒に強い人の中では、

アルコール脱水素酵素が他の酵素よりも優先して

ナイアシンを使うことができるんです。

逆に弱い人のアルコール脱水素酵素には

ナイアシンが回ってこないわけです。

だいぶ「体質」の本質が見えてきましたね。

また、酵素・ホルモンが働く時だけでなく、

作られるときにもビタミン・ミネラルが必要です。

このときにもやはり

ビタミン・ミネラルの争奪戦が起こります。

そして、どの酵素が優先的に作られるか

ということも人によって違うわけです。

酵素の数が少ないとその酵素が担う機能は

当然弱まりますよね。

つまり、

「ビタミン・ミネラルが酵素やホルモンに

配分される優先順位の違い」が

「体質」を決める

というわけなんですよ。

「ばらついて」いるのは

この配分の優先順位だったわけです。

「体質」のイメージ、沸いてきましたか?

ただ、優先順位の高い酵素たちは、

なにも入ってくる栄養を全部使い切ろうなんて思っていません。

自分が必要とする分だけ使えば

次の順番の酵素にも回すんです。

ということは、

優先順位の最も低い酵素やホルモンにも

行き渡るだけのビタミン・ミネラルを取ったら

どうなるでしょう?

今まで動いていなかった

酵素やホルモンが動き始めるんですね。

からだの歯車が全て回り始めるんです。

そうすると、これまで調子の悪かった部分、

人よりも弱かった部分が改善されていきます。

これを「体質改善」というんです。

もちろん酵素を作るための材料となる

タンパク質や脂質が足りなければ、

酵素は作られませんから、

アミノ酸(特に必須アミノ酸)や

脂肪酸をバランス良くとることは忘れないようにしましょう。

「体質だから…」とあきらめず、

「体質」の本質を追究してみましょう。

自分の「体質改善」に必要なものが分かれば、

からだは変えられます。

分子栄養学はそのためのヒントを多く与えてくれます。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。