アトピーの人のカラダはどういう状態になっているのか?

 

 

セミナーでもいつもお話ししていますが、僕はアトピーという状態は3つの体質の組み合わせで成り立っていると考えています。他にもあるかもしれませんが、大きくはこの3つではないかと。

  1. 免疫のバランスが崩れている
  2. 炎症が鎮まりにくい
  3. 皮膚バリアが弱い

※もう一つ「腸が弱い」というのもあると考えていますが、それはまた別の機会に…。

これらすべてが複雑に絡み合っているために、アトピーを改善するのは一筋縄でいかないのです。

1.免疫のバランスが崩れている

免疫の主役は「抗体」と呼ばれるタンパク質です。インフルエンザのワクチンを打つとインフルエンザに反応する「抗体」ができて、インフルのウイルスが体内に侵入して生きた時に即座にそれをやっつけることができます。

しかし、まったく害のないものに反応してしまうという、おせっかいな種類の「IgE」と呼ばれる抗体がいるのです。このIgE抗体が多い人はアレルギー体質になり、花粉やホコリなど、別に無視しても構わないようなものにやたらと反応し、皮膚のかゆみや発疹を起こします。

 

2.炎症が治まりにくい

 

1のIgE抗体が暴れだすと、少し遅れて炎症が起こり始めます。皮膚が赤くなり、ひどい痒みが出てきます。もっとひどいときはリンパ液が皮膚からしみ出てきます(これは相当な不快感です)。

アトピーの人の特徴として、一度起こったこの炎症がなかなか治まらないということがあります。これは普段の栄養の摂り方に問題があると考えています。

詳しくはまた今度。

 

3.皮膚バリアが弱い

アトピーの人の多くは遺伝的に皮脂が作られにくい体質をしています。特に天然の保湿成分であるセラミドが不足していて、もともと乾燥肌なのです。

肌は皮脂によって外部からの刺激を和らげているのですが、そのバリアが薄いため、ホコリなどのちょっとした刺激でも敏感に反応してしまいます。なにが反応するかというと、上述のIgEです。

 

乾燥肌でもIgEが少ない人は反応しません。IgEが多くてもバリアが分厚ければ刺激を受けません。乾燥肌でIgEが多くても、炎症が治まりやすい体質であればすぐに痒みは引きます。

つまり、1~3の3つが揃い踏みした人がほんまもんのアトピー性皮膚炎になってしまうんです。医療の現場ではどうも2番の「炎症」に目が行ってしまっていて、そこだけ抑え込もうとしているようです。

でも、それではカラダの中はずっと炎症を起こしたくて仕方ない状態のままで、いつまでもステロイドで炎症を抑え続けなければなりません。そのうちステロイドも効きにくくなってきて、手の打ちようがなくなることもあります。

だからこそ、カラダの状態を変える必要があるのです。そのためには、上の1~3に同時に対処して行かなければなりません。それも自分の力で。お医者さんに治してもらうのでも、特効薬で治るのでもなく、自分で改善していくという姿勢は、アトピーから抜け出すためにすごく大切だと思います。これがあるからアトピーには人生に通じる学びが多いのだと思います。

なんにせよ、まずはこういう現象が自分のカラダの中で起こっているということを知っておくことが大切だと思います。カラダの中で起こっていることをリアルにイメージできると、自分で食事やライフスタイルを工夫できるようになりますから。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。