出版のお知らせ

2018年11月に初の書籍が出版されました!

寄生虫がいなくなったからアトピーになったってこと?

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

少し前に読んだこの本。

衝撃的な内容でした。

 

寄生虫なき病

 

著者はアレルギーから自己免疫疾患から、あらゆる免疫系の病気を発症してきたマノフさん。職業はジャーナリストです。

彼が、なんとかして自分のカラダを変えたいと、いろんな方法を試してきて、最後の手段とトライしたのが、「寄生虫感染」。昔から、寄生虫に感染すると、アレルギーが消えるという話は、ちょくちょく耳にしました。でもこの本はちょっとレベルが違います。世界中から寄生虫と免疫系についての研究を集めてきて、一冊にまとめあげた、多分初めての本です。そして、自分のカラダでも実験して、実際症状がかなり軽くなってるという、画期的な内容です。ただ、時間の経過とともに、症状がぶり返してきてるようなので、まだ完璧な治療には至ってないみたいですが。

 

ざっくり要約しますね。

寄生虫や細菌、ウィルスなどの微生物。彼らは人類が生まれるはるかはるか昔から、地球上で生活していました。そして、かなり繁栄しています。いわば僕たち哺乳類なんて、新参者もいいとこ、マイノリティもいいとこ、なわけですよ。

だから、僕らの生きる道は一つしかなかった。寄生虫先輩に僕らのカラダを明け渡して、一緒に生活するという戦略です。それを何千万年もかけて、やってきたわけです。僕たちの遺伝子は、寄生虫の存在を「前提」として進化してきているんです。

ところが、この数十年で、僕たちは大きな勘違いをしてしまった。「寄生虫は病気を引き起こす危険なものだ」という見方が広まり、衛生環境を整えるということを徹底的にやってきました。今やぎょう虫に感染している子どもは1%未満です。

「ぎょう虫検査」「座高測定」廃止へ 2015年度限りで学校健診から消える

http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/12/-school-physical-examination_n_5307795.html

僕たちのカラダからすっかり姿を消してしまった寄生虫たち。

もし、彼らが僕たちの遺伝子のスイッチを入れる役割をしてたとしたら?

もし、彼らが僕たちの免疫に刺激を与えてくれていたとしたら?

もし、彼らと力比べすることで、バランスを取っていたとしたら?

いなくなったことの代償があまりに大きいかもしれないんです。それが現代のこのアレルギー全盛時代を生み出した可能性があるということです。

当然まだ研究の途上で、寄生虫感染によってアレルギーがよくなったという報告もあれば、ただ、お腹壊しただけで終わったという報告もあります。でも改善した人は、劇的に良くなっている事が多いみたい。

もしかすると、これまで僕らが一生懸命やってきたアトピー対策は、まったく的はずれだった!なんて話も今後出てくるかもしれませんね(笑)そうなったらみんなで爆笑しましょう!

結構分厚い本ですが、興味がある方は読んでみてください。

清潔過ぎる社会では、免疫がおかしくなる。確かにアレルギーは先進国ばかりで盛んです。。。パラダイムシフトが起こりそうですね。

きせいちゅう

今日はここまで。明日は朝から大阪でセミナーです。参加者の皆さま、お会いできるのを楽しみにしております~☆

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

アトピーの全体像がわかるメール講座

無料メール講座「アトピーの6つの側面 アトピックキューブ」配信中!

全7回+1回のメールが毎日1通ずつ届きます。

  • 第1の側面:アレルギー体質 Part1
  • 第1の側面:アレルギー体質 Part2
  • 第2の側面:炎症体質
  • 第3の側面:乾燥肌・敏感肌
  • 第4の側面:腸内環境
  • 第5の側面:副腎疲労
  • 第6の側面:メンタル
  • 番外編:僕が29歳年収3万円のうつ状態から這い上がってきた話

全8回が終わった時点で購読解除されていなければ、無料で読めるメルマガバックナンバー集(過去に有料メルマガで配信したものから抜粋したもの)もお届けします。

読者登録フォーム
お名前(姓名)
メールアドレス
※携帯アドレスで登録される方は、登録前に「atopy-navigation.org」からのメールを受取れる設定(受信許可リストへの追加)をお願いします。 ※PCアドレスの方は登録確認のメールが迷惑メールフォルダに入ってしまうことがありますので、ご確認をお願いします。

 

読み続けるとアトピーから自由になるメルマガ

不定期でお届けする書き下ろしメルマガ。月額216円(税込)です。

カラダの仕組みとココロの仕組みの両面からアトピーについて考え続けることで、アトピーの捉え方はシンプルになっていきます。

お伝えしたいのは「答え」ではなく、考え方や思考のプロセス。

巷に溢れるアトピー情報に振り回されることなく、自分の軸で考え、行動したい方にオススメします。

こちらからご登録ください。登録解除はいつでもできます。

 

全国各地でセミナーを開催しています

セミナー情報はこちらに記載しています。

また上の無料メール講座にご登録いただくと、常に最新情報をお届けいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。