自律神経を整えるとアトピーは良くなるのか?

 

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

先日、十日戎の残り福へ行ってきました。

十日戎って西日本限定の風習なんですね。

「十日戎」ていうのは、毎年1月10日に七福神の恵比寿さまにお参りして、その年の商売繁盛を祈願する風習のこと。

縁起物として笹の枝を頂きます。

「残り福」っていうのは、11日に参拝することで、ギリセーフにしてもらう風習のこと笑

 

兵庫県の西宮えびす神社が有名だけど、京都にも京都えびす神社があって、そこに行ってきました。

寒かったけどたくさんの人がお参りに来てて、露店もたくさん出てて、にぎやかでした。

 

チャリで行ったんです。

笹はリュックに挿して持って帰ればいいやと思ったら、、、笹がデケェ。。。

笹がおもくそはみ出したリュックを背負い、

凄まじい空気抵抗を受けながら、

道行く人のチラ見を受け流しながら、

烏丸通りを疾走してきました笑

 

そして、我が家の玄関にはどでかい笹が鎮座!

 

 

んー、飾る場所考えよ。。。

 

でも、これで今年の商売繁盛間違いなしね☆

僕の商売が繁盛するってことは、多くの方のアトピーや人生に、関われているってことなんで、期待しててくださいね^_^

 

 

さて、今日は自律神経について書いてみようかと。

 

よく「自律神経」って言葉聞きますよね。

アトピーにも関係しているっていう話を聞いたことある方も多いでしょう。

 

自律神経を整えれば健康になる。

自律神経の乱れが病気を引き起こす。

ストレスが自律神経を乱す。

 

「交感神経」「副交感神経」って言葉もよく聞きますね。

まさにこの2つの神経が自律神経です。

 

交感神経優位だと病気になりやすい。

副交感神経を優位にすれば健康になる。

ストレス社会では交感神経優位になる。

 

僕もいろんな場面でこういう自律神経絡みの解説を聞いてきました。

 

でも、なーんかピンと来ない。

そもそも自律神経って何やねん?

 

今日は僕と同じように感じている方に向けて、

  • 自律神経とは何か?
  • アトピーと関係あるのか?

を書いてみようと思います。

 

 

自律神経ってなに?

 

僕らのカラダには神経が張り巡らされています。

こんな感じ。

 

 

脳からの司令を伝えたり、皮膚や目などの感覚器がキャッチした刺激を脳に届けたりしています。

血管は「栄養の通路」ですが、神経は「情報の通路」です。

血管の中は「血液」が通っていますが、神経の中を通っているのは「電気信号」です。

 

イヤホンで音楽聴いたりします?

あのイヤホンのケーブル。

細いひも状のものに電気信号を流して、音という情報を伝える。

あんな感じね。

 

神経は脳とカラダのパーツを繋ぐ情報通信ケーブルです。

そんなケーブルが、カラダ中に張り巡らされていて、常に電気信号が流れていて、僕らのカラダは動いています。

 

今僕がこうやってキーボードを叩いているのも、脳から指の筋肉へと繋がった神経に電気信号が流れて、適切な場所に指を打ち下ろすことで実現しています。

そう考えると、僕らのカラダってほとんどロボットですよね。

キーボード打ってても、なんか不思議な感覚になります笑

 

あ、ちなみに上の画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス 2018エディション」っていう解剖学のスマホアプリで作りました。

めっちゃオモロイっす。

iPhone:https://apple.co/2mDBF5a

Android:http://bit.ly/2ggdncZ

 

 

さて、体内にびっしり張り巡らされたケーブル。

その中に自律神経っていう種類のケーブルがあるわけ。

さっきの全神経の画像から自律神経だけ抜き出してみましょう。

 

 

中心の太いピンク色のパーツは脊髄です。

脳からズドーンと生えてる超ぶっとい神経ね。

そこから枝分かれしてぴろぴろ生えてる黄色いケーブルが自律神経です。

 

横から見てみましょう。

 

 

こっちのほうが見やすいですかね。

ピンク色の脊髄から黄色いのがぴろぴろ出てるのがわかると思います。

上の方は脳(中脳や延髄)からダイレクトに出てます。

 

上の方と下の方を出発点として伸びているケーブルが副交感神経で、真ん中あたりを出発しているケーブルが交感神経です。

わかりやすいように心臓と胃のだいたいの位置を示してみました。

 

なんとなくとらえどころのなかった自律神経なるものも、こうして解剖図で見ると、カラダの一つのパーツなのだということがわかると思います。

自律神経について、こういう具体的な話って意外と聴けないんですよねー。

 

 

ほんで、この自律神経は脳や脊髄を出発して、どこに繋がっているかと言うと、内臓や感覚器につながっています。

 

スポーツが得意な人を指して、「運動神経が良い」って言いますが、運動神経っていうのは脳と筋肉を繋ぐケーブルです。

一方、自律神経は内臓、血管、目・耳・皮膚といった感覚器、汗を出す汗腺などと脳を繋ぐケーブルなんですね。

そしてほとんどの場所に、交感神経と副交感神経の両方のケーブルが接続されています。

 

例えば心臓。

心臓にも交感神経と副交感神経の両方が繋がっています。

交感神経の方にたくさん電気信号が流れると鼓動が早くなり、副交感神経の方にたくさん電気信号が流れると鼓動がゆっくりになります。

心臓にとっては、交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキです。

 

胃にも両方の神経が接続されています。

交感神経にたくさん電気信号が流れると胃の動きが鈍って消化が止まり、副交感神経にたくさん電気信号が流れると再び動き出し食べ物を消化し始めます。

胃にとっては、交感神経がブレーキで、副交感神経がアクセルです。

 

こうやってカラダのいろんな機能を上げ下げする「ボリュームスイッチ」のような働きをするのが自律神経なんです。

 

それから、僕らは自律神経を意識してコントロールすることはできません。

意識で心臓を止められるのは危険だからです。

 

心拍や血圧、体温、呼吸、消化吸収、生殖機能。

こういったものは全自動にしておきたいわけ。

呼吸は一部コントロールできるけどね。溺れた時のためかな?

 

「カラダの全自動部分を担っているのが自律神経」、「手動操作部分を担っているのが運動神経」と言ってもいいでしょう。

 

男性は「ちょっと今立てません…いや、むしろタってるんだけど」モードを経験したことがあるでしょう。

全くコントロールが利かない笑

あれは自律神経が担っているからです。

女性の皆さんは気づかないふりでスルーしてやってください笑

 

下ネタ失礼しましたm(_ _)m

でも自律神経を語る上では、生殖器も外せないパーツですよ。

 

 

あと、自律神経は運動量や感情によって、バランスを変えます。

 

いっぱい動いている時や、

緊張している時、

怖い時、

不安な時、

戦っている時。

こういう「オラオラ」モードや「ビクビク」モードの時は交感神経にたくさんの電気信号が流れる仕組みになっています。

この状態が「交感神経優位」と言われる状態ね。

 

逆に、

じっとしてる時、

寝てる時、

リラックスしている時、

ぼーっとしている時、

幸せな時、

安心な時。

こういう「ほがらか」モードや「フラット」モードの時は、副交感神経にたくさんの電気信号が流れるんです。

これが「副交感神経優位」っていう状態。

 

どっちが優位かによって、各臓器のアクセル具合とブレーキ具合が変わるので、カラダにいろんな変化が現れるわけね。

 

んで、どっちかに偏ってる状態が長期間続くと、「心拍数高くて、消化吸収がうまくいかん」みたいな状態がずーっと続くことになって、カラダに不調が現れてくる。

これが「自律神経のバランスが悪い」と言われる状態です。

 

最近、「自律神経を整える」系の本が流行ってるのは、バランスが崩れてる人が多いからなんでしょうね。

 

どうでしょう?

自律神経のイメージできてきました?

 

長くなってきたけど、このままアトピーとの関係の話まで一気に行きましょう。

 

 

なぜ夜になるとアトピーが痒くなるのか?

 

「夜になると痒くなる」

これ、アトピーの人は毎日のように経験していると思います。

 

僕もアトピー全盛期には、さあ寝ようと布団に入った途端に痒みが増して、一睡もできなかったですね。

これが何日も続くので、気が狂いそうになったものです。

 

他にも、喘息の発作も夜に出やすいし、花粉症の鼻づまりも夜悪化することが多い。

 

これは自律神経の働きに関係しています。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類のケーブルがあって、運動量や気分によって、それぞれに流れる電気信号の量が変わるよって話をしました。

 

実は、毎日24時間の中でも時刻によって自律神経のバランスは変動しています。

 

簡単に言うと、

早朝に交感神経がぐっと強くなり、昼間は交感神経優位、

夕方になると交感神経が落ち着いてきて、

夜は副交感神経優位

っていうリズムが毎日繰り返されているんです。

 

そして、このリズムに、アトピーの症状も大きく影響を受けます。

 

アトピーってほら、免疫反応とか炎症反応とか、そういうのが症状につながってるでしょう?

実は、免疫や炎症は交感神経が優位になればなるほど、抑えられる性質があるんです。

 

交感神経ってストレスがかかった時に優位になります。

古くからの読者の方にはこれまで何度もお伝えしてきましたが、ストレスって言うのは

「戦わなきゃ!」

「逃げなきゃ!」

っていうモードのことね。

脳がこのモードに入ると、交感神経にたくさんの電気信号が流れて、各臓器のボリューム調整が行われます。

 

  • 心拍数↑
  • 血管拡張↑
  • 血糖値↑
  • 胃腸↓

みたいな感じね。

 

その中に「副腎↑」っていうのがあるんですよ。

副腎はアドレナリンやコルチゾールといったホルモンを出して、カラダを更にストレスモードに切り替えていきます。

 

実は副腎には副交感神経が接続されていません。

交感神経のみがつながっているんですね。

交感神経の微細な電気信号を大音量のホルモンという信号に変えて全身に届ける「アンプとスピーカー」のような役割をするのが副腎なんです。

その大音量の信号が発せられると、全身の免疫細胞が活動を停止します。

こうして免疫や炎症が抑え込まれるわけです。

 

こんな仕組みで、交感神経優位のときは免疫・炎症反応が弱くなります。

だから、交感神経が優位な昼間はアトピーの症状は軽くなり、交感神経が弱まる夜間は症状が出やすくなるっていうこと。

 

こうしたカラダの精巧な仕組みが、アトピーの人にとってはつらい状況を生み出しているんですね。

 

 

自律神経を整えるとは?

 

アトピーと自律神経の間にはとても深い関係があることが見えてきました。

そうすると自律神経を整えたらアトピーが良くなりそうな気がしてきますね。

 

ここでよく考えていただきたいんですが、巷で流行っている

「自律神経を整える」

っていうのはアトピーに効果的でしょうか?

 

そういう「整える系」の本を何冊かパラパラ見てみましたが、ほとんどが

「いかに副交感神経を優位にするか」

をテーマに書かれています。

モーツァルトを聴けとか、

細かいことを気にするなとか、

そんな話です。

 

でも、副交感神経を優位にしてしまうと、アトピーはひどくなる可能性があるわけですよ。

だからアトピーの場合は、単純にリラックスすればいいという話ではないってことが言えると思います。

 

一昨年亡くなられた免疫学の権威である安保徹氏がこんなことをおっしゃっています。

冬も温かく、いつでもご飯やお菓子が食べられて、感染症にもかからない。

楽な暮らしは副交感神経を優位にする。

人間が楽な暮らしをするようになってきたことで、アレルギーが増えているのだ。

だから、アレルギーの人は交感神経を働かさないといけない。

 

でも、不思議なのは、アトピーの人ってすっげぇストレス抱えてる人多いんですよ。

じゃあ交感神経優位なんちゃうの?

って思いませんか?

 

これは僕の仮説ですが、アトピーの人は次の2つのポイントを押さえながら自律神経の切替えタイミングを変えていくことが大切じゃないかと思います。

 

  • 置かれた状況からのストレスを減らす
  • ストレス以外で交感神経を刺激する

 

アトピーの人は細かいことが気になります。

その理由はここでは割愛しますが、とにかく細かいことが気になる体質なんです。

だから、色んな場面で生きづらさを感じています。

仕事について、

家庭について、

人生について、

いつもストレスを抱えている。

 

そのせいで交感神経が長いこと優位になり、カラダが疲弊しているという側面があります。

こういう持続するストレスはどうにかして解消しましょう。

 

多くの場合、物事の見方を変える必要があると思います。

多くのアトピーの人と接してきて思うのは、やっぱり物事の捉え方が偏ってることが多い。

僕自身ごっつい偏ってましたからね笑

勘違いの塊。

そう勘違いなんですよ。

 

これが正しいでしょ?

あれは間違ってるでしょ?

あの人の言ってることっておかしいよね?

あんなこと言うなんてあの人ヒドいよね?

 

ぜーんぶ勘違い。

 

その辺を一旦フラットにして、物事の見方が変わると、今いる状況からのストレスは激減します。

 

ぜひカウンセラーさんとかについて、ご自身の偏りを整えてみてください。

僕もカウンセリング受け付けてますので、僕で良ければ使ってください。

そこそこやれます笑

 

ただ、これだけだと、副交感神経が優位になるだけなんで、昼も夜も痒いって話になっちゃう笑

 

これまで抱えていたストレスとは違う形で交感神経を刺激していく必要がありますね。

そのためには、

  • 運動
  • 少食

などが効果的かもしれません。

 

「かもしれない」って歯切れ悪いですが、僕自身がアトピーひどかった時にこういうことを試していないので、体感は持っていないんですよ。

あくまで仮説ね。

 

運動量が増えれば交感神経は刺激されます。

しかも、変に持続する刺激じゃなく、30分なり1時間なり、運動している間にバッと刺激される。

 

あとは日常生活の中で

できるだけ歩く、

できるだけ立つ、

できるだけ階段を使う、

ついでに一段飛ばし、

みたいな習慣で運動量を稼ぐ。

 

こうやっていつでも交感神経を発動できるよっていう状態を作っておくのが大切だと思うんです。

 

あと、ストレス解消のために、食べまくってる人が結構います。

満腹感は副交感神経を優位にするので、腹8分目にして、ちょっと足らんなくらいにしとく。

空腹感は交感神経を優位にします。

「エサ探さなきゃ!」っていう危機感がいい感じなんでしょうね。

 

こういう「生命が本来持つ攻めの姿勢」が、いい感じの交感神経を作ってくれるように思います。

 

 

いかがでしょうか?

自律神経のことをよく知れば、いろんなアトピー対策が思いつきます。

 

ぜひみなさんも

継続的なストレスによる交感神経への刺激を減らして、運動や空腹の刺激を増やしてみてください。

それ以外にも自律神経を整えてアトピーを抜け出す方法を思いついたらぜひ教えて下さいね。

 

自律神経については、糖質との関係、鉄分との関係、腸内環境との関係など、いろんな側面があります。

 

今後もメルマガで配信していきたいと思います。

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アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。