アトピーと向き合う孤独な時間に価値がある

おかげさまで、先日の保湿に関する2つの記事は好評でした。わーい☆

第1弾 肌はなぜ水分を必要とするのか

第2弾 保湿って何をすればいいのか?

これからも、アトピーの人のお役に立つ情報を僕なりの視点で発信していきたいと思います。

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

さて、僕は作家の本田健さんのファンで、彼が毎週配信しているポッドキャスト「本田健の人生相談 Dear Ken」を欠かさずダウンロードして聴いています。今日も聴きながら家に帰ってきたんですが、その中で「孤独な時間が実は大切」という話題がありました。

今日はそんな「孤独」について、書いてみようと思います。

 

アトピーと向き合うという孤独な作業

僕はこのブログでも、よく「アトピーと向き合う」という表現を使います。

アトピーは多くの場合、自分で抜けだそうと思わない限り抜け出すことができないものです。

お医者さんに頼っても、

サプリメントに頼っても、

高級な化粧品に頼っても、

民間療法に頼っても、

なかなか改善しないという方がたくさんいらっしゃるのが現実です。

 

アトピーから抜け出すには、

いろんなことを試しながら、

食べたいものを我慢しながら、

夜な夜なネットで情報収集しながら、

自分のカラダの小さな変化を観察しながら、

少しずつ少しずつカラダが変わっていくのを実感していくという、ちょっと気の遠くなるような作業を必要とします。

 

だから、僕は、アトピーから抜け出すには、アトピーと向き合う必要があると思うし、それが嫌なら、別に無理して抜けだそうとする必要ないじゃんって思うんです。

もちろん、自分のカラダが変わっていくのを体感し始めると、思いのほか楽しくなってきて、そんなに苦でもないんですよ。でも、「向き合う」という姿勢がないと、なかなか楽しくなるところまで行けないというのが正直な実感です。

そして、この地味な作業は、とても「孤独な作業」です。

僕の場合でも周りにアトピーの人ってそんなにたくさんはいませんでしたし、その中でも同じステージ、同じ心理状態の人ってなると、全くいませんでした。なので、なかなか自分がやっていることを理解してもらえないのです。

アトピーではない人から見ると、

なんで皮膚科行かないの?

なんで薬を塗らないの?

なんでそんな怪しげな錠剤(サプリのこと)をたくさん飲んでるの?

その聞いたこともないメーカーのクリーム、大丈夫なの?

って、僕のやってることは不思議なことばかりだったはずです。

 

まあ、僕の場合は、周りに優しい人たちが多かったから、直接指摘してくる方は少なかったです。一人暮らしだったので家族からの横槍もありませんでした。そういう意味では、自分の思い通りにやれたのはラッキーでした。

それでも、理解者がいないという状況は、なかなかの寂しさです。

ダイエットでもそうだと思いますが、本気でやろうとすると、なんというか、「見苦しさ」みたいなものが滲みでるんですよね。

そんなに頑張らんでも。。。

みたいな。

それが疎外感を生み、一人で夜の山を登っているような、そんな孤独に苛まれます。

アトピーと向き合うには、そんな孤独感を受け入れる必要があるので、僕はすべての人がアトピーに向き合うべきだとは考えていないんです。

そういう意味で、アトナビという存在は大きいですよね。多くを語らなくても分かり合えるという感覚。アトピーという濃い体験をしている人間どうしでしか、通じ合えないことってあるんです。そして孤独感を癒やすことで、アトピーに向き合うエネルギーを得ることができると思います。

そういう場に出会える人はラッキーですが、多くの場合は、やはり孤独を感じながら向き合うことになるんです。

 

孤独は宝

ところが一方で、孤独な時間というのはとてもとても貴重な体験なんです。

これは冒頭に紹介したポッドキャストで言われていたことですが、今の若い世代は孤独な時間をほとんど持っていないのです。スマホと電波とSNSによって24時間常に誰かとつながっているので、一人っきりで、誰とも共感しあわずに、自分とだけ会話をする時間はとても少ない。

僕はアトピーを通じて、ある意味強制的にそういう「ひとりのじかん」を持つことになったわけです。

カラダについてもたくさん考えましたが、自分自身についても本当にたくさん考えました。それまで持っていた自信は肌荒れとともに崩れ去り、できるはずだった仕事ができなくなりました。社会から取り残された感じ。

自分に何ができるのか?

自分は何がしたいのか?

そういえば、今晩何が食べたいのか?

それすらもよくわからない。

夢ってなんだ?

親との関係ってどうなんだ?

親は幸せなんだろうか?

うちの家族ってちょっと変なんじゃないか?

反抗期があんまりなかった俺ってイマイチかも。

大学に行った意味ってあったんだろうか?

このままサラリーマンでいてはダメだ。

でも自分に何ができる?

まずはとにかくお金を稼がなければ。

お金って何だ?

お金ってなんか怖い。

お金の教育を受けてきていないのがよくないんだ。

ビジネスについて学ばなければ。

経済について学ばなければ。

日本の将来はどうなっていく?

人口減少だ!貧富の二極化だ!

ヤバイ、自分で稼ぐ手段をもたないと!

でも俺って何者?

何ができる?何がしたい?

他人の目が気になるのはなぜなんだろう?

人からの評価なんてどうでもいい。

でも気になる。

ネガティブな人とは付き合わない方がいい。

自分はネガティブを卒業するんだ。

そうすれば他人の評価が気にならなくなる。

そのためには自分軸を持たないと。

でも俺って結局何者なんだろう???

 

こんなもんでいいすか?(笑)

まあ、こんなことばかり考えてました。孤独ですからね。グルグル回ってまた元の場所に戻ってくるんです。

「自分って何者なのか?」

でも、このグルグル思考がとてもとても貴重なものだったんです。孤独な時間がなければ、こんなこと考えなかったし、このグルグル思考がなければ、アトピー改善アドバイザーとしての活動はなかったと思います。

今もすべてが上手くいっているわけではないんですが、うまくいかないことに対して、昔ほど不安に感じたり、自信をなくしたりしなくなったのは、間違いなくあの孤独を味わったからです。自信のなさや不安に押しつぶされることは今でもよくあるんですが、もう一度その不安を抱えたまま一歩前に出ようとする感覚は、以前の無理なプラス思考とは全く違う感覚です。

自信がないのが当たり前、不安なのが当たり前。

僕にとってのアトピーはそんな当たり前に気づけた、貴重な体験だった気がします。

アトピーの人も、アトピーじゃない人も、あえて孤独な「ひとりのじかん」を作ってみると面白いかもしれませんね。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。