ミネラルってなに?

 

こんにちは。

アトピー改善アドバイザーの桒野靖士(くわのやすし)です。

 

この記事は有料版のメルマガで配信したものです。でも、栄養の基本的な話なのでブログにも転載しておきましょう。

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今日は栄養素として有名なミネラルについて。

たぶんこのメルマガ読んでる人で、「ミネラル」っていう言葉を聞いたことのない人はいないと思うんですよ。でも、ミネラルってなに?って聞かれて即答できる人は意外と少ないんじゃないかと思います。

俺わかるよ!って方は読まんでいいかも。…いや、いちおう読んで。せっかく2回も書いたんでね笑(ほぼ完成というところで保存せず消してもうた… 涙)

 

 

ミネラルとはなんぞや?

 

5大栄養素と言えば、

  • 炭水化物
  • 脂肪
  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

です。

トップ5に入るくらいなんで、ミネラルが大切なものなんだってことは、多くの人が知っていると思います。でも、ミネラルって何なんでしょう?見たことありますか?

 

ミネラル(mineral)っていう言葉は英語です。直訳すると「鉱物」という意味。そう、石とか金属のことなんですよ。

具体的に言うと、カルシウム・リン・カリウム・硫黄・塩素・ナトリウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・マンガン・クロム・ヨウ素・セレン・モリブデン・コバルトの16種類。これは厚生労働省のページで挙げられたものです。他にも、ケイ素やリチウムなど、体内にあるっぽいけど働きがまだわかっていないものもあるので、今後増えるかもしれません。

 

16種類のうち、塩素とヨウ素以外はめっちゃ金属です(硫黄、マンガンは石っぽい)。鉄やマグネシウムなんかは、金属ですよって言われてピンとくると思うんですが、ナトリウムが金属って意外に思う人もいるかもしれませんね。

ナトリウムの塊はこんな感じです。

ね?めっちゃ金属でしょ?

カルシウムはこんなの。

意外なほど金属でしょ?僕は以前、カルシウムは白いものだと思ってました。骨も牛乳も白いから笑

Wikipediaで検索すると、どのミネラルも金属っぽい画像が出てきます。ぜひ見てみてください。実感しながら理解するって大切だと思います。

こういう金属が僕らのカラダにとって、超重要な栄養素なんですよ。なんか不思議な感じしますよね。まぁ、金属だと言っても、食べ物の中にキラキラした粒が入っているわけではありません。写真のような塊じゃなくて、原子レベルの小さな状態で、水に溶け込んでいたり、タンパク質にくっついたりして存在しています。

それを僕らは食べて、体内に取り込んでいるんです。

 

 

ビタミンとミネラルの決定的な違い

 

でも、なぜ金属が僕らのカラダに必要なんでしょうか?

それを考えるために、ビタミンとミネラルの違いを見ていきましょう。

 

ビタミンも5大栄養素の一つ。極微量ながら、僕らの体調を左右する、超重要な栄養素ですね。

「ビタミン・ミネラルバランスを整えましょう。」みたいな言葉をよく耳にするので、なんとなくビタミンとミネラルは似たようなものだと思ってしまいがちです。でも、実際にはこの2つは成り立ちからして、全く異なるものです。

 

ビタミンは、生物が生み出すものです。レモンに含まれるビタミンCは、レモンの木が地面から吸い上げたものではありません。地面から吸い上げた栄養を使って、レモン自身が合成したものです。

そもそも、ほとんどの哺乳類は体内でビタミンCを作れます。作れないのはヒト・サルなどの霊長類くらいなんです。「ビタミンとは体内で作ることができない栄養素のこと」なんていう説明をよく見ますが、たまたま人間が作れないだけで、実は作れないほうが少数派。ビタミンC以外のビタミンについても、どこかの誰かが体内で合成したものです。あ、人間もビタミンDなんかは日光を浴びることで自分で作れますね。

てことで、ビタミンは生物が作ったものです。

 

一方ミネラルは、地球に生命が誕生する以前から、いや、地球そのものが誕生する以前から宇宙にあったものです。

宇宙を漂ういろんな元素が集まって小さな塵になり、それが集まって隕石になり、隕石がぶつかりあって大きく重くなり、その引力で他の隕石を引きつけて、さらに衝突を繰り返して、地球が出来上がりました。つまり、宇宙に漂っている元素が地球の材料なんですね。そして、その元素の中に、鉄やマグネシウムやナトリウムやカルシウムなんかが含まれているということ。そういうわけで、地球ができた時すでに、ミネラルは地球上にたくさんありました。

そして、地球に海ができ、海の中にミネラルが溶け出していき、ある時、海の中で何かの拍子に生命が誕生します。最初は単細胞生物です。彼らは海の中にたくさんあったミネラルを使って、活動を始めたわけです。ナトリウムを吸ったり吐いたり、カルシウムを吸ったり吐いたり、鉄を使ってエネルギーを作ったり。

その後、生命は更に複雑なことができるようになっていき、何かの拍子にビタミンを生み出します。これがめっちゃ便利だったんでしょうね。次第に生命はビタミンに依存することになっていきます。こうして、ビタミンもカラダにとって必須の栄養素となったわけです。

 

話が長くなりましたが、ビタミンとミネラルの決定的な違い、わかっていただけたでしょうか。

ビタミンは生物が生み出すもの。

ミネラルは宇宙にもともとある元素。

順番で言うと「ミネラル⇒生命誕生⇒ビタミン」です。

 

こう考えると、ミネラルは「生命の源」だと言うことがわかるでしょう。ミネラルがなければ僕らの祖先の単細胞生物は生きていけなかったはずなんです。

そして、僕らの細胞一つひとつは今でも単細胞生物の頃の癖を忘れていません。つまり、ミネラルがないと細胞は活動できないんです。

 

 

アトピーにとって重要なビタミン

 

16種類のミネラルの中で、最もアトピーとの関連が深いものと言えば「亜鉛」です。そもそも亜鉛は数百種類の酵素の活性化に関わる、エース級のミネラルなんで、すべての人にとって重要なんですけどね。

あ、酵素とミネラルの関係はこちらの記事に書いたことがあるので、よく知らないって方は読んでみてください。

酵素のことを理解すると栄養学がよく分かる

2017.01.18
ビタミン中心に書いてるけど、ビタミンのところをミネラルに読み替えていただければとりあえずOK。

 

もし、亜鉛がカラダ中から消えてしまったとしたら、数百種類の酵素が一気に動かなくなります。それはおそらく死を意味するでしょう。鉄やマグネシウムも同じように数百種類の酵素に絡んでます。亜鉛、鉄、マグネシウムは重要なのに摂るのが難しいので、すべての人に意識してもらいたいですね。

 

ほんで、亜鉛がどうアトピーに絡むかというと、こんな感じ。説明するとめっちゃ長くなるんで、箇条書きで。

 

亜鉛の働き(アトピー関係)
  • 皮膚の再生がスムーズになる
  • 皮膚の隙間が埋まる
  • オメガ3が抗炎症に使われるようになる
  • ヘルパーT細胞のTh1⇔Th2バランスが整う
  • 活性酸素が除去される(SOD活性化)
  • 腸の隙間(リーキーガット)が埋まる
  • 副腎疲労が改善される

 

皮膚、腸、免疫、副腎など、アトピーに関してすごく重要なポイントに絡んでいるのがわかると思います。アトピーの人はぜひ亜鉛を意識して摂ってみてください。亜鉛は牡蠣、レバー、チーズなどに多く含まれています。腸での吸収を良くするためには、胃酸がしっかり出ていることが重要なので、食事の時によく噛んで、唾液をしっかり分泌させてください。唾液が出ると、自然と胃液も出る仕組みになってます。

もちろん、鉄やマグネシウムもちょいちょい絡むので、摂ってくださいね。

 

ちなみに僕は、アトピー改善に取り組んでいた時期、恥ずかしながら亜鉛の重要性に気付いていませんでした。ミネラルが大事だということは分かっていましたが、個々のミネラルの働きまでは押さえてなくて、とりあえずマルチミネラル摂っとけば大丈夫!と思ってました。

後々気づいたんですが、僕が飲んでたマルチビタミン・ミネラルのサプリメントには亜鉛が入ってなかったの笑。当時の食事を思い出しても、亜鉛は不足していたように思うんですよね。これでよくここまで改善できたなと不思議に思ってます。人体は僕らの想定を超えた動きをしますから、一概に亜鉛摂ってれば大丈夫とか、亜鉛摂ってなかったら終わりとか、そういう話ではなさそうですね。

大切なのは、色んな可能性を踏まえて、できるかぎり改善の可能性を上げていくという姿勢だと思います。「効果」に手間とお金をかけるんじゃないんです。「可能性」に手間とお金をかけるんです。

 

少し話がそれました。本題のミネラルの重要性、腑に落ちたかな?もっと知りたいと思ったら、こちらのセミナーとかいかがでしょうか?^_^

4/29 栄養でカラダが変わることが腑に落ちるセミナー @東京

知的好奇心を刺激する、面白いセミナーになっていると思います。よかったらおいでください。

 

では、また☆

 

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。