僕がアトピー改善アドバイザーになった訳

僕はアトピー改善アドバイザーと名乗り、セミナーやカウンセリングを行い、このようなブログも書いています。出版もしようと思って準備しています。

こんな活動をしていると、「アトピー撲滅のためにがんばってください!」と声をかけてくださる方がいます。本当にありがとうございます。

でも、少し言いづらいのですが、実は、僕は「アトピーを撲滅したい」とか、「一人でもアトピーで苦しむ人がいなくなるために」とか、そういうことはほとんど考えていないんです。

今日は僕がなぜこんな活動を続けているのかということを書いてみようと思います。

 

アトピーは治さなくてもいい

街でアトピーの方がいると、すごく目につくんです。「あ、あの人アトピーだ」って。ごく症状の軽い方でも、すぐわかります。

なんか期待を裏切るようで申し訳ないのですが、そういう方を見ても、「助けたい!」とか「僕の体験を伝えたい!」とか全く思いません。「かわいそう」とすら思いません。

そういう時頭に浮かぶのは、せいぜい「自分もあんな頃があったなぁ」という懐かしさ半分、みじめな記憶半分といったところです。

そもそもアトピーは「治さなければいけない」ようなものではないと思うんです。

幸いアトピーが原因で亡くなる方はほとんどいません。精神的に追い詰められて…という方はいるかもしれませんが。。。

アトピーという症状を抱えたままでも、第一線で活躍している方はたくさんいます。芸能人でも何人もいらっしゃいますよね。アトピーだからできないということもあるかもしれませんが、アトピーでもできることの中に自身の才能を発揮できることがあったり、大好きなことがあれば幸せだと思います。アトピーの方でもたくさんの方が恋愛をし、結婚し、幸せな家庭を築いています。

こうしてみると、アトピーでも幸せな方はたくさんいるということです。逆に、健康ではあるもののいろんな問題を抱えて苦しんでるという方だってたくさんいるはずなんです。

だから、ご本人がそこまで抜け出したいと思ってなければ、わざわざこちらから「抜け出したほうがいいですよ」とか言ってあげる必要はないんじゃないかと思うんです。

だから誤解を恐れずに言うと、「アトピーの人を助けたい」という想いはあまりありません。もちろん「抜け出したい!」と思ってる人には、お役に立つお話ができるとは思います。

 

塞翁が馬

アトピーで苦しんでいるときには、もう本当に最悪の気分でした。

でも、今はその体験に感謝すらしています。

苦しい、悲しい、劣等感、絶望感、怒り、恐怖、不安、孤独、拒絶、無理なプラス思考、無関心。。。

いろんな嫌な感情を味わうことができたのが、今に活きてると感じられるからでしょうね。

マイナスだと思ったことがプラスになり、プラスと思ってやったことがマイナスの結果を産むことがあります。「人間、万事塞翁が馬」です。なにが良くてなにが悪いのか、正直わからんから一喜一憂するなという意味のことわざです

今アトピーで苦しんでる人を見て思うのは、「その経験がきっといつか為になりますよ」っていうことです。つらい経験は下向きに成長している、根を張っている期間だと思うんです。

だから「助けたい」なんて気は起らないし、撲滅するなんてもったいないんです。もっともっとアトピーで苦しんで、色んなことを学べば、人生は豊かになると思いますよ。だからこのブログのタイトルも「アトピーを味わい尽くせば、人生が変わる」なんです。

 

僕がアトピー改善アドバイザーになった訳

僕は「人前で話をする」のが得意で、「目立ちたがり屋」の一面もあり、何かを「教える」ことに関しても自信があったので、セミナー講師というのはどこかで憧れていた職業でした。そして自分が人様に提供できる話題と言ったら、「アトピーの体験と知識」だったんです。

それで、アトピー生活応援セミナーを始めました、30名の会場を借りて、人づてで参加者を集めて。そうしたら、思いの外みなさん喜んでくれたんです。それが嬉しくて嬉しくて。

そこから栄養学全般のセミナーや人間関係に関するセミナーも作って、また喜んでもらって、遠方から聴きに来てくださったり、講演の依頼を下さる方も現れたりしました。

そんな中で、不思議な体験をしたんです。

「アトピーのお子さんをお持ちのお母さん向けのセミナーをやってほしい」という依頼を受けました。二つ返事でOKして、当日会場でいつものようにセミナーをやったんですが、そのとき、ふと気づいたんです。

目の前にいるお母さんたちが、僕の母親と同じだってことに。

僕も幼い頃からアトピーを患っていました。母親は僕の症状をとても気にしていて、あの病院がいいと聞けば車で片道1時間かけて連れて行ってくれ、この漢方がいいと聞けば無理やりにでも飲ませてくれ、さまざま健康食品を買ってきては食べさせてくれ、夜痒くて眠れないときには、寝付くまで氷で患部を冷やしてくれました。

今みたいにインターネットなんか存在しない時代です。きっとかなり勉強もしただろうし、人にも情報を聞きまくってたんだと思います。

今考えれば、ちょっと神経質すぎるほど、アトピーに対して一生懸命でしたね。自分のせいで息子がこんなふうになったと、自分を責めていたのかもしれません。

そして、結局僕が10歳の時にがんで他界しました。

僕のアトピーはその後1年くらいで一度は治まったんですが、綺麗になった僕の肌を、ついに母親に見せてあげられなかったのはちょっと残念です。

それで、そのお母さん向けセミナーの参加者として僕の話を聴いているお母さんたちは、僕の母親と全く同じ立場の方々だったわけです。

そんな方たちに向けて

「アトピーは治らない病気ではないですよ」

「自分を責める必要はないですよ」

とか話してる自分がいる。

その時、「あ、僕は母親に向かってしゃべってるんだな」って思ってなんとも不思議な感覚になりました。

子どもの頃言えなかった、「お母さんのせいじゃないよ」という言葉を、今ようやく言えたということなんですね。

理由になってないと思われるかもしれないけど、これが僕がアトピー改善アドバイザーを続けている理由です。

 

 

 

 

アトピー改善アドバイザー

桒野靖士(くわのやすし)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれ、大分県出身。 大阪大学卒業後、大手メーカーに経営企画スタッフとして勤務。 入社の数ヶ月後からアトピー性皮膚炎を発症。 2年間ステロイドを使うが改善が見られなかったため、25歳のとき脱ステを決意。 激しいリバウンドの最中に出会った分子栄養学に可能性を感じ、ほぼ独学で学ぶ。 3年間の試行錯誤の末、アトピーの症状はすべて消えた。 しかしその後、ココロの不安定さから人間関係やお金の問題に悩むこと更に3年。 仕事を転々とし、最後は1年間の無職無収入を経験。 自分を変えたいと心理学や感情について独学で学ぶ中で、1冊の本をきっかけに社会復帰。 自分にできることは何かを考えた末、アトピーの体験・知識を伝えることを決意。 アトピー改善アドバイザーとして全国で講演やカウンセリングを行い、「アトピーを味わい尽くすと、人生が変わる」というメッセージを伝えている。